特許6158653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

車両の固定ルーフに形成された開口部を開閉する可動パネルを備えたサンルーフ装置に関する技術分野に属する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に示すサンルーフ装置では、可動パネルが傾動した状態で該可動パネルに対して走行風や人為的荷重に起因する過度の突き上げ荷重が作用した場合に、パネル支持部材のうち比較的強度の低い樹脂部が破損して、パネル支持部材がスライダの係合部から上側に外れてしまうという問題がある。したがって、可動パネルの離脱を防止する観点から改善の余地がある。 そこで改善策として、特許文献1のサンルーフ装置に特許文献2に示すパネル支持構造を適用して、芯金を2枚とし、それぞれの下端部を厚さ方向の外側に折曲げて一対のフランジ部を形成することが考えられる。これによれば、パネル支持部材が上側に移動しようとしても、芯金に設けられた一対のフランジ部がスライダの係合部に引っ掛かるため、パネル支持部材がスライダから外れるのを防止することができる。しかしこの場合、可動パネルの離脱を防止することはできるものの、芯金が2枚必要になるため、例えば芯金が1枚の場合に比べて、コスト増加を招くとともにパネル支持部材の厚みや重量が増加するという問題がある。 本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両のサンルーフ装置に対して、その構成に工夫を凝らすことで、パネル支持部材の芯金の厚みや重量を増加させることなく安価な構成で、突き上げ荷重による可動パネルの離脱を確実に防止しようとすることにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明は、車両の固定ルーフに所定の開口幅をもって形成された開口部を開閉する可動パネルと、固定ルーフに固定されて開口部の幅方向両側端縁に沿って延びる一対のガイドレールと、該一対のガイドレールにそれぞれ摺動可能に連結された一対のスライダと、該各スライダに設けられた係合部に係合する被係合カム部を有し且つ可動パネルの下面に固定された一対のパネル支持部材とを備え、各スライダをガ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のサンルーフ装置によると、パネル支持部材の芯金における被係合カム部よりも下側に位置する部分に、その厚さ方向の両側にそれぞれ突出する第1及び第2突出部を折曲げ形成するとともに、該両突出部のうち少なくとも一方については、芯金の一部を舌片状に切欠いて、該切欠いた部分を折曲げることで形成するようにしたから、パネル支持部材の芯金の厚みや重量を増加させることなく安価な構成で、突き上げ荷重による可動パネルの離脱を確実に防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】全閉状態のときのサンルーフ装置の斜視図である。

【図2】チルト状態のときのサンルーフ装置の斜視図である。

【図3】全開状態のときのサンルーフ装置の斜視図である。

【図4】左側の開閉機構の斜視図である。

【図5】左側ガイドレールに設置された状態の開閉機構の斜視図である。

【図6】図5のVI−VI線で切断したガイドレールの斜視図である。

【図7】全閉状態のときの第2ガイド溝における開閉機構の縦断面図である。

【図8】チルト状態のときの第2ガイド溝における開閉機構の縦断面図である。

【図9】降下状態のときの第2ガイド溝における開閉機構の縦断面図である。

【図10】全開状態のときの第2ガイド溝における開閉機構の縦断面図である。

【図11】パネル支持部材の芯金を示す斜視図である。

【図12】図11のXII-XII線断面図である。

【図13】図11のXIII-XIII線断面図である。

【図14】実施形態2を示す図11相当図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 ルーフ(固定ルーフ)   80 パネル支持部材   81 芯金   82 カム溝(被係合カム部)   86 第1突出部   86a 舌片   87 第2突出部   87a 舌片   93 係合部   100 サンルーフ装置   101c 樹脂部

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります