特許6159528IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

本出願は、2009年3月24日に出願された米国仮特許出願第61/162,743号からの優先権の利益を主張するものであり、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。 本発明は、高濃縮のタンパク質、例えば、高濃縮の抗体またはタンパク質治療薬を生成する方法に関する。具体的に、本発明は、限外濾過装置内の多孔質膜の透過液側に気体流をあてながら限外濾過装置中に第一のタンパク質溶液を循環させるステップと、高濃縮され、例えば、溶液1リットル当たりタンパク質約260gを超える第二のタンパク質溶液を集めるステップとを含む高濃縮のタンパク質を生成する方法に関する。本発明は、高濃縮のタンパク質を生成する方法において使用するための機器にも関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

すなわち、既存のタンパク質濃縮法の制限のため、高濃縮のタンパク質溶液、例えば、高濃縮の抗体溶液、高濃縮の治療用タンパク質溶液などを製造する新規な方法が必要である。タンパク質濃度は、現在の範囲、例えば、抗体溶液については約50〜200g/Lを超えて増加し、したがって、貯蔵体積を減少させる。言い換えると、冷凍庫体積要件も減少する。除去しなければならない水の体積の最高でおよそ30%、またはそれを超える減少があるため、凍結乾燥に必要とされる時間および空間は減少する。高濃縮のタンパク質溶液は、溶液の浸透圧を増加させ、それによって、細菌増殖を防ぐはずであり、タンパク質溶液の粘度を増加させ、それによって、患者における治療用タンパク質の滞留時間を増加させ、投与後の薬物利用能を増加させるはずである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、高濃縮のタンパク質溶液、例えば、高濃縮のタンパク質治療薬および高濃縮の抗体溶液を生成するための方法を提供する。本発明の方法には、タンパク質溶液の濃縮につながる、タンパク質溶液からのタンパク質を含まない溶媒の蒸発などの膜蒸発が関わる。本発明の方法は、従来の限外濾過法によりこれまで達成できなかったタンパク質溶液濃度、例えば、溶液1リットル当たりタンパク質約260グラムを超えるタンパク質・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の例示的な機器を表す図である。

【図2】従来の限外濾過(UF)手順を行うための機器を表す図である。

【図3】中空繊維限外濾過装置(白菱形)か撹拌セル限外濾過装置(白三角)のどちらかを使用して濃縮されたタンパク質溶液中の増加するタンパク質濃度(X軸;(g/L))によるタンパク質溶液の粘度(Y軸;[cP])の増加を表す図である。

【図4】親水性UF膜を使用する限外濾過(UF)膜蒸発技法(図4A)と疎水性微多孔質膜を使用する疎水性膜蒸発技法(図4B)の間のスキーム比較である図である。

【図5】撹拌セル限外濾過装置を使用して濃縮されたタンパク質溶液中の増加するタンパク質濃度(X軸;(g/L))によるFc融合タンパク質溶液の粘度(Y軸;[cP])の増加を表す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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