特許6165653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

容器本体から蓋体が取り外された状態で内部の気体がパージされる基板収納容器に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来における基板収納容器は、以上のように容器本体1が開口した状態でパージされる場合に、EFEM62のファンフィルターユニット63からクリーンエアがダウンフローされるが、この際、容器本体1の開口した正面2寄りの下方に大量のクリーンエアが流入して不活性ガスと衝突するので、澱み(折り返しの矢印参照)Sが生じ、容器本体1内の下部とそれ以外の残部の相対湿度が均一にならず、その結果、容器本体1内の相対湿度を均一に下げることができないという問題がある。 また、蓋体開閉装置61のパージ装置60の仕様が予め定められているので、パージ装置60の仕様に対応する容器本体1の場合には、正面2を開口させてパージすることはできるものの、パージ装置60の仕様に対応しない容器本体1の場合には、正面2を開口させてパージすることは困難である。 本発明はに鑑みなされたもので、容器本体を開口させた状態でパージする場合に容器本体内の湿度を略均一に下げることのできる基板収納容器を提供することを目的としている。また、パージ装置の仕様に関わらず、容器本体を開口させてパージすることのできる基板収納容器の提供を他の目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明においては課題を解決するため、基板を収納するフロントオープンボックスの容器本体と、この容器本体に取り付けられて容器本体の外部から内部にパージ用の気体を供給可能な給気部材とを備え、容器本体の正面を開口させた状態で容器本体内の気体をパージするものであって、 容器本体の底板の前部両側に取付孔をそれぞれ設け、この複数の取付孔に給気部材をそれぞれ取り付けるとともに、この複数の給気部材の容・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、基板収納容器の容器本体を開口させた状態でパージする場合に容器本体内の湿度を略均一に下げることができるという効果がある。また、取付孔から容器本体の後方に向かう直線と吹出しカバーとに0°〜20°の角度を形成させるので、容器本体の正面が開口した状態のパージ時にパージする気体を容器本体内に適切に供給したり、例えパージ時に清浄な気体等がダウンフローされても、清浄な気体を必要以上に巻き込むことが少なく、効率の良い気体の置換が期待できる。 請求項2記載の発明によれば、給気口から流出したパージ用の気体を上方の傾斜偏向壁に沿って流通させることができるので、清浄な気体の巻き込みを制御しながら、清浄な気体のダウンフローの巻き込みを利用して効率良くパージ用の気体を供給することができる。また、傾斜偏向壁の傾斜角度が15°以上なので、容器本体の正面が開口した状態のパージ時に容器本体内の下方に気体が澱むのを有効に防止することができる。また、傾斜偏向壁の傾斜角度が50°以下なので、吹出し開口部を低くすることができ、基板の取り出し時にロボット等と吹出しカバーとが干渉するのを防止することが可能になる。 請求項3記載の発明によれば、給気部材のハウジング上端面の他の部分側に吹出しカバーを設けるのではなく、一部分側に吹出しカバーを設け、この吹出しカバーを容器本体の側壁寄りに位置させて基板から遠ざけるので、容器本体に基板を出し入れする際、吹出しカバーが出し入れの障害になることが少ない。 請求項4記載の発明によれば、パージ装置の仕様に関わらず、基板収納容器の容器本体を開口させてパージすることが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、容器本体の底板前部の給気バルブから底板後部の接続用の給気バルブにパージ用の気体が逆流するのを防止することが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体から蓋体を取り外し、吹出しカバーを取り外した状態を模式的に示す全体斜視図である。

【図2】本発明に係る基板収納容器の実施形態を模式的に示す断面平面図である。

【図3】本発明に係る基板収納容器の実施形態における容器本体を斜め上方から模式的に示す説明図である。

【図4】本発明に係る基板収納容器の実施形態における給気バルブを模式的に示す斜視図である。

【図5】本発明に係る基板収納容器の実施形態における給気バルブを模式的に示す断面説明図である。

【図6】本発明に係る基板収納容器の第2の実施形態を模式的に示す底面説明図である。

【図7】本発明に係る基板収納容器の第3の実施形態を模式的に示す断面平面図である。

【図8】基板収納容器の容器本体の正面から蓋体を取り外し、正面を開口させてパージする状態を示す説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 容器本体   2 正面   3 底板   5 側壁   8 取付孔   20 蓋体   40 給気バルブ(給気部材)   40A 給気バルブ(給気部材)   41 第一のハウジング   42 第二のハウジング   44 給気口   46 継手   47 気体供給管   48 逆止弁   50 吹出しカバー   51 起立壁   52 傾斜偏向壁   53 吹出し開口部   60 パージ装置   61 蓋体開閉装置   62 EFEM   63 ファンフィルターユニット   S 澱み   SL 直線   W 半導体ウェーハ(基板)   θ1 傾斜偏向壁の傾斜角度   θ2 取付孔から容器本体の後方に向かう直線と吹出し開口部との間の角度

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