特許6207282IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

製品の外観を検査する検査方法、画像処理装置、画像処理システムおよびプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

3次元プロファイル測定器は容易にワークの3次元形状を測定できる利点を有しているが、3次元プロファイル測定器はまだ市場に登場したばかりであり、それほど普及していない。一方で、2次元プロファイル測定器はかなり普及しており、多くのユーザが所有している。3次元プロファイル測定器が広く普及するまでの過渡期においては、2次元プロファイル測定器を3次元プロファイル測定器の代わりに使用できれば、ユーザにとってはメリットがあろう。 しかし、2次元プロファイル測定器が取得できるデータはワークの2次元断面形状を示すプロファイルデータにすぎず、3次元プロファイルデータではない。もし、ワークの2次元断面形状を示す複数のプロファイルデータをつなぎ合わせることで3次元プロファイルデータを生成できれば、2次元プロファイル測定器を3次元プロファイル測定器として代用できるであろう。この場合、複数の2次元プロファイルデータを合成して3次元プロファイルデータを作成する画像処理装置が必要となる。なお、3次元プロファイル測定器は、ラインを流れるワークを一旦停止させないと測定を実行できないが、2次元プロファイル測定器であればラインを停止させることなく測定を実行できるといった副次的なメリットもある。 ところで、画像処理装置は、CCDカメラなどによって取得した画像データに画像処理を施して外観検査や寸法検査などのワーク検査を実行する装置であり、2次元プロファイル測定器が接続されることを想定して設計されていない。これは、2次元プロファイル測定器と画像処理装置とがそれぞれ独自に進化して来たことや、両者を接続しようという用途が従来は存在しなかったといった歴史的経緯がその理由である。さらに、画像処理装置ではDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)が画像処理を担当するが、リアルタイムでワークの画像を処理してワークの良否を判定するためには、画像処理ビット数を15ビット以下に抑える必要があった。一方で、変位計などの2次元プロファイル測定器に求められる測定精度を満たすには、15ビットでは不足し、20ビットの測定データが必要であった。そのため、画像処理装置の画像処理ビット数は、2次元プロファイル測定器が出力するデータのビット数と一致していない。よって、画像処理装置が、2次元プロファイル測定器により測定された複数の2次元プロファイルデータから3次元プロファイルデータを作成するには、ビット数を合わせるための変換処理が必要となる。 そこで、本発明は、2次元プロファイル測定器の出力データのビット数と画像処理装置の画像処理ビット数とを一致させ、画像処理装置において2次元プロファイルデータから3次元プロファイルデータを生成できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、たとえば、画像処理装置であって、 検査対象物を撮像するカメラから取得した画像データを処理することにより検査対象物の外観検査を行う画像処理装置であって、 搬送される検査対象物に対して幅広のレーザ光を照射し、検査対象物からの反射光に基づき検査対象物の断面形状に応じた2次元プロファイルを順次生成し、第1のビット数を有する複数の2次元プロファイルデータを出力するレーザ変位計と接続す・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、2次元プロファイル測定器の出力データのビット数と画像処理装置の画像処理ビット数とを一致させることで、画像処理装置が2次元プロファイルデータから3次元プロファイルデータを生成できるようになる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】外観検査装置の概略を示す図である。

【図2】検査対象物の一例と、2次元プロファイルの一例と、3次元プロファイルの一例を示す図である。

【図3】外観検査装置のハードウェア構成の一例を示す図である。

【図4】外観検査装置の概略を示す図である。

【図5】外観検査装置のハードウェア構成の一例を示す図である。

【図6】外観検査処理の基本フローを示すフローチャートである。

【図7】テーブル選択処理の一例を示すフローチャートである。

【図8】テーブル選択処理の一例を示すフローチャートである。

【図9】ヘッドユニットの種別に応じた分解能と測定範囲との一例を示す表である。

【図10】変換テーブルの調整部を備えた外観検査装置のハードウェア構成の一例を示す図である。

【図11】図11(A)はProduct Bについてのデフォルトの変換テーブルを説明するための図である。図11(B)は精度優先用に調整された変換テーブルの一例を示す図である。

【図12】図12(A)、図12(B)は、表示部に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図13】ユーザが上限値や下限値を設定する際に役立つワークの高さ画像を表示するユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図14】ユーザが上限値や下限値を設定する際に役立つワークの高さ画像を表示するユーザインタフェース1211の一例を示す図である。

【図15】ユーザインタフェースの他の例を示す図である。

【図16】ユーザがワークの高さを把握する上で役に立つユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図17】変換テーブルの調整処理を示したフローチャートである。

【図18】ユーザがワークの高さを把握する上で役に立つユーザインタフェースの一例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります