特許6224911IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

金属製外装材の伸縮に起因する摩擦による摺擦音を軽減(抑制)することができる外装材用保持部材を用いた外装構造

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、前記特許文献1では、上側吊子部材2と下側吊子部材3とからなる可動吊子Aが折板20と共にタイトフレーム22に対してスライド可能であるが、折板20と上側吊子部材2との面状の係合部分が維持された状態でスライドすると、所望の目的が果たされずに、むしろ摩擦を助長する場合もある。また、タイトフレーム22の吊子取付部29は、挟まれた状態であるため、極めて不安定な状態で保持されるものである。結局のところ、この特許文献1の構造では、確実な取り付けに代えて敢えて不安定な取り付けを選択しただけであり、仮に摺擦音の発生を抑制できたとしても、取り付けが不安定になってしまうものであった。 そこで、本発明は、左右に少なくとも1箇所の係合部を有する金属製外装材を確実に保持することができ、しかもこの金属製外装材との摩擦に起因する摺擦音を軽減(抑制)することができる外装材用保持部材を用いた外装構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、に鑑み提案されたものであって、下地に固定した固定部材の左右に少なくとも2つの回転体をそれぞれ回転自在に軸着させて取り付け、左右に少なくとも2箇所の係合部を有する金属製外装材の面板部の左右の側縁を立ち上げた側縁成形部を保持させる外装構造であって、前記外装材の側縁成形部の上方に設けた係合部に、前記固定部材の上方に被係合部として取り付けた回転体の上端が係合し、前記外装材の側縁成形部の・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の外装材用保持部材を用いた外装構造は、下地に固定した固定部材の左右に少なくとも2つの回転体を取り付け、左右に少なくとも2箇所の係合部を有する金属製外装材の面板部の左右の側縁を立ち上げた側縁成形部を保持させたものであり、前記外装材にそれぞれ係合するように配設したものであるから、この外装材との摩擦に起因する摺擦音を軽減することができる。
また、前記外装構造において、外装材の側縁成形部の上方に設けた係合部に、固定部材の上方に設けた回転体の上端が係合し、外装材の側縁成形部の下方に設けた係合部に、固定部材の下方に設けた回転体の下端が係合するので、より効率的に安定な係合を得ることができる。
さらに、この外装構造に用いる外装材用保持部材は、回転自在に軸着される回転体の外周の一部が外装材の係合部に係合しているため、金属製外装材が熱伸縮した場合にも、この状態を維持つつ回転するので、外装材と回転体との摩擦が極力抑制され、いわば摩擦応力が回転運動に変えられて摺擦音が殆ど生ずることがない。 また、回転体がベアリング機構を備えて下部保持部材に取り付けられている場合には、回転体が極めて容易に回転されるので、外装材の伸縮に対して極めて容易に対応することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(a)本発明の外装材用保持部材の一実施例を示す平面図、(b)そのA−A線における断面図である。

【図2】(a)本発明の外装材用保持部材を用いた外装構造の一実施例を示す断面図、(b)それに用いた外装材を示す正面図、(c)それに用いたキャップ材を示す正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 (外装材用)保持部材   2 下側保持部材   21 固定部   22 脚片部   23 傾斜片部   3 上部保持部材   31,31A〜31D 回転体   32 ベアリング機構   H 被係合部   L 被係合部   4 下地   5 (金属製)外装材   51 面板部   52 側縁成形部   52b 折曲部分   52e 折曲部分   521 上方係合部   521 下方係合部   6 キャップ材

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