技術分野
複数の容器を並べてその胴部を一体に連結した樹脂製の容器ブロック体における連結部のちぎれを検査するに好適な簡易な構成の樹脂製容器検査装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで樹脂製の前記容器ブロック体7の成型不良検査の項目の1つに、前記容器1の胴部2を相互に連結した連結部のちぎれの有無の検査がある。この連結部は、前述した小径の胴部2の側部に設けられた前記翼部8間の連結部分も含む。しかしながら特許文献2に開示されるように前記容器ブロック体7に赤外線光等を照射してその透過光強度を測定したり、或いは前記容器ブロック体7を透過照明して該容器ブロック体7の透過光像を撮像して画像処理しても前記連結部のちぎれの有無を見分けることは困難である。
即ち、前記容器ブロック体7における前記胴部2間の連結部にちぎれが生じていても、一般的にはそのちぎれ部の端面が隙間なく相互にくっつき合っていることが多い。しかも前記胴部2の周面を相互に連結した構造の前記容器ブロック体7においては、その連結部自体が前記容器1間の僅かな隙間に存在し、前記胴部2の周面の一部として検出されることも多い。これ故、連結部にちぎれが存在しても、該連結部おける前記透過光強度や前記透過光像に顕著な違いが生じ難い。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の容器を並べてその胴部を一体に連結した樹脂製の容器ブロック体における連結部のちぎれの有無を簡易に、しかも確実に検査することのできる簡易な構成の樹脂製容器検査装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る樹脂製容器検査装置は、有底筒状の胴部、この胴部に肩部を介して連なる頭部、この頭部を密閉する蓋部、およびこの蓋部に設けられて該蓋部の開封に供される板状のツイストオフ部を備えて前記胴部に液体を密封した樹脂製の容器からなり、複数個の前記容器における各胴部を相互に連結した容器ブロック体における連結部のちぎれを検査するに好適なものである。ちなみに前記樹脂製の容器は、例えば注射用薬液を収納し・・・ 続きを
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【発明の効果】
構成の樹脂製容器検査装置によれば、第1の搬送機構から第2の搬送機構へと前記容器ブロック体を受け渡す際、前記第1および第2の搬送機構の搬送速度の違いにより前記容器ブロック体における相互に連結された各容器(胴部)間を引き離す力が作用する。すると前記胴部間を連結した連結部にちぎれが存在すると、上述した容器間を引き離す力を受けて前記連結部のちぎれ部分に隙間が生じる。そしてこの隙間を通して前記照明光源からの光が前記撮像装置に到達するので、その検査画像に前記ちぎれに起因する隙間が写り込む。この結果、前記容器ブロック体の連結部におけるちぎれの存在を簡易に、且つ確実に検出することが可能となる。
特に前記ローラや補助ローラを備えることで、前記容器ブロック体における隣接した容器間にだけ局部的に前記引き離す力を与えることができる。従って前記容器ブロック体の全体に徒に力を加えることなしに、その連結部のちぎれの有無を検出することが可能となる。しかも前記第1の搬送機構に比較して前記第2の搬送機構の搬送速度を若干速く設定するだけで良いので、簡単な構成の下でちぎれ検査を効率良く行い得る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一樹脂製容器検査装置の要部概略構成を模式的に示す図。
【図2】 図1に示す樹脂製容器検査装置の作用を説明する為の図。
【図3】 検査画像の例を示す図。
【図4】 ローラと補助ローラとの関係を示す図。
【図5】 容器ブロック体の構成を示す図。
1 容器
2 胴部
3 肩部
4 頭部
5 蓋部
6 ツイストオフ部
7 容器ブロック体
8 翼部
10 樹脂製容器検査装置
11 第1の搬送機構(ベルトコンベア)
12 第2の搬送機構(ベルトコンベア)
13 ローラ
13a 突起(Oリング)
14 補助ローラ
15 遥動アーム
16 バランスウェイト
17 プーリ
18 モータ
19 第1のガイド体
20 第2のガイド体
21 照明光源
22 撮像装置
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