特許6232899IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電力貯蔵装置を用いて交流電力系統との間で電力を吸収または放出することにより、系統周波数の変動を抑制する系統安定化技術に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1における発電電動機400などの電力貯蔵装置や特許文献2におけるPWMインバータ等は、電力系統との間で電力を授受する際に損失が発生するため、過剰な補償を行うと電力損失が大きくなるという問題がある。
また、分散型電源による系統周波数の変動を抑制するために、周波数変動が非常に厳しいケースを想定して各種の制御定数を調整・設定し、これを固定的に用いる場合には、周波数変動量が許容範囲であるにも関わらず補償効果が過剰になることもある。 そこで、本発明の解決課題は、系統周波数の変動抑制補償を行うための制御定数を周波数偏差に基づいて適宜変更することにより、過剰な変動抑制補償を防止し、電力貯蔵装置の電力損失を低減するようにした電力補償装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、請求項1に係る発明は、交流電力系統に連系されて電力を吸収または放出する電力補償装置であって、 電力貯蔵装置と、 前記交流電力系統と前記電力貯蔵装置との間に接続された電力変換器と、 前記交流電力系統の周波数を検出する周波数検出部と、 前記交流電力系統の周波数の変動を抑制する補償電力を前記電力貯蔵装置が前記交流電力系統に対して放出または吸収するように前記電・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、系統周波数の変動抑制補償を行うための制御定数を周波数偏差の絶対値や変化率に基づいて変化させることにより、電力系統に対して適切な補償電力を放出または吸収し、過剰な変動抑制補償を防止して電力貯蔵装置の電力損失を低減することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態が適用される小規模独立電力系統の構成図である。

【図2】図1における電力補償装置の主要部の構成図である。

【図3】従来の制御演算部の構成図である。

【図4】図1,図2における制御演算部等の構成図である。

【図5】図4における可変比例ゲイン算出部の第1実施例を示す構成図である。

【図6】図4における可変比例ゲイン算出部の第2実施例を示す構成図である。

【図7】図4における可変比例ゲイン算出部の第3実施例を示す構成図である。

【図8】太陽光発電機の出力が大きく変動した場合の系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図9】図8の出力変動時において、従来の制御演算部による補償効果を説明するための系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図10】太陽光発電機の出力が小さく変動した場合の系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図11】図10の出力変動時において、従来の制御演算部による補償効果を説明するための系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図12】図8の出力変動時において、本発明の実施形態による補償効果を従来と比較して説明するための系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図13】図10の出力変動時において、本発明の実施形態による補償効果を従来と比較して説明するための系統周波数及び各部の出力波形図である。

【図14】特許文献1に記載された従来技術の構成図である。

【図15】特許文献2に記載された従来技術の構成図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10:電力補償装置   11,14:変圧器   12:周波数検出部   13:制御演算部   13a:ハイパスフィルタ   13b:位相進み遅れ補償要素   13c:乗算手段   15:電力変換器   16:蓄電池   17:減算手段   18,18A,18B,18C:可変比例ゲイン算出部   18a:絶対値変換部   18b:リミッタ   18c:減算手段   18d:逆数変換部   18e:変化率算出部   18f:絶対値変換部   18g:ゲイン乗算手段   18h:リミッタ   18i:加算手段   21,31:変圧器   22:需要家負荷   32:電力変換器   33:太陽光発電機   100A:ディーゼル発電機   101A:電力系統   102:変圧器

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