技術分野
活性光線硬化型インクジェットインクの脱気方法、インクジェット記録方法および活性光線硬化型インクジェットインク
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
インクジェット記録方式に用いられるインクとして、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクが開発されている。ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクは、インク液滴のピニング性が高く、インクの広がりをさらに抑えることができるため、より幅広い種類の記録媒体に画像を形成することができるという利点を有する(例えば特許文献5)。
ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクは、温度により可逆的にゾルゲル相転移し、加熱されると流動性のよいゾル状になるが、常温に近い温度では流動性が悪く、安定した送液が難しい。そのため、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクは、その後の送液の容易さを考慮して、加熱した状態で脱気が行われていた。
一方で、画像形成方法の多様化に伴い、様々なインクジェット記録装置またはインクジェットインクの種類に対応できるようにするため、加熱しない脱気方法の開発も望まれている。ただし、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクは、のように、非加熱状態で脱気すると、その後のインクの流動性がよくないという問題がある。たとえば、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクを、常温に近い温度で、特許文献1に記載のように中空糸脱気モジュールに流通させると、ゲル化剤が中空糸内で詰まってインクの流動性が悪くなることがある。また、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクを、常温に近い温度で、特許文献1または特許文献2に記載のように減圧脱気したとしても、その後の送液中にインクが流路に詰まることにより、吐出が安定せず、ノズルの欠落または白スジの発生が生じやすい。
本発明は、事情に鑑み、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクを常温に近い温度で脱気し、かつインクの流動性も高めることができる、活性光線硬化型インクジェットインクの脱気方法、それを含むインクジェット記録方法、およびそれによって脱気されたゲル化剤を含む活性光線硬化型インクジェットインクを提供することをその目的とするものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題に鑑み、本発明の第一は、活性光線硬化型インクジェットインクの脱気方法に係る。
[1]ゲル化剤、光重合性化合物および色材を含有する活性光線硬化型インクジェットインクの脱気方法であって、前記方法は、前記インクに超音波を照射する工程を含み、前記超音波が照射されるときの前記インクの温度は、前記インクのゲル化温度よりも低い温度であることを特徴とする、活性光線硬化型インクジェットインクの脱気・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、ゲル化剤を含んだ活性光線硬化型インクジェットインクを常温に近い温度で脱気し、かつインクの流動性も高めることができる、活性光線硬化型インクジェットインクの脱気方法、それを含むインクジェット記録方法、およびそれによって脱気されたゲル化剤を含む活性光線硬化型インクジェットインクを提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1A】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す側面図である。
【図1B】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す平面図である。
【図2A】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の別の一例を示す側面図である。
【図2B】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の別の一例を示す平面図である。
【図3A】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の別の一例を示す側面図である。
【図3B】 ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の別の一例を示す平面図である。
【図4】 シリアル記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す平面図である。
10、60 インクジェット記録装置
11、61 吐出用記録ヘッド
13、63 ヘッドキャリッジ
15 インク流路
17a〜17d インクタンク
19 脱気モジュール
20 記録媒体
21 活性光線照射部
23 温度制御部
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