特許6240477IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

レーザ加工機やプラズマ加工機などの熱加工機における集塵装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、前記特許文献1や特許文献2に記載された従来の集塵装置では、加工時にワークの周辺に発生した汚染空気の排気が充分でないため、ヒュームがワークの周辺に滞留してワークに汚れとして付着したり、ヒューム粉塵類が吹き出しエアにより舞い上がってしまうという問題があった。 本発明は、事情を考慮し、ヒューム粉塵類の除去効果の高い熱加工機の集塵装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、請求項1の発明の熱加工機の集塵装置は、板状のワークを支持した状態で熱加工する加工エリアの下方に、上方が開放した集塵室がフレームに設けられ、前記集塵室の互いに対向する内側壁に送気口と吸気口とが相対向して設けられ、前記送気口から前記集塵室内にエアを吹き出し、前記吸気口から集塵室内のエアを吸い込んで外部に排気することで、ワークの加工時に発生するヒューム粉塵類を除去する熱加・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、送気口としてエア噴出孔を設け、エア噴出孔から噴き出すエア流量を吸気口で吸い込むエア流量よりも小さく制限するので、エア噴出孔から噴き出したエアを洩れなく吸気口で吸い込むことができると共に、吸気流量に余裕があることにより、エア噴出孔から噴き出したエアの流れに周囲の空気を合流させながら吸気口で吸い込むことができる。特に、エア噴出孔からワークの下側において水平なカーテン状に噴き出したエアを吸気口で吸い込むことにより、エア噴出孔から吸気口に向かって流れる帯状の空気流を積極的に生成すると共に、ワークの下方で空気流の上側に負圧領域(この負圧領域は、吸気口で集塵室内のエアを吸い込むことと、速い流れの空気流に周囲のエアが巻き込まれることで形成される)を形成するので、ワークの上方からワークの下方の負圧領域に流れ込む空気の流れを作り出すことができる。従って、加工時にワークの周囲に発生するヒューム粉塵類を、ワークの周囲に滞留させることなく、効率よく吸気口で吸い込むことができ、ヒュームによるワークの汚れ付着とヒュームの舞い上がりの両方を防ぐことができる。 請求項2の発明によれば、エア噴出孔から噴き出されて吸気口に吸い込まれる空気流を、下向きに傾斜した流れにすることができる。従って、ワークの上方から下方に流れる空気の流れをスムーズに吸気口に導くことができる。 請求項3の発明によれば、複数のエア噴出孔が水平方向に配列されていることにより、各エア噴出孔から噴き出されるエアによって、水平なカーテン状の空気流を容易に生成することができる。また、複数のエア噴出孔から噴出されるエアでカーテン状の空気流を生成するので、各エア噴出孔を小さな円孔として形成することができ、設計製作が容易になると共に、噴出するエア流量を制限しながら流速を速めることが簡単にできるようになる。また、複数のエア噴出孔の背後に各エア噴出孔にエアを分配する分配室を設けているので、分配室までは1本のエア供給ラインで昇圧エアを送り込むことができる。 請求項4の発明によれば、加工している箇所の下方の集塵室だけを稼働するので、エネルギー使用の効率化が図れると共に、送気手段や集塵手段の能力を最小限に抑えることができる。 請求項5の発明によれば、送気側の開閉手段としてバルブを使用し、吸気側の開閉手段としてダンパを使用するので、使用設備の最適化が図れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態の集塵装置の主要素であるフレームの構造を示す斜視図で、(a)は吸気口側から送気口側を見た斜視図、(b)はその逆に送気口側から吸気口側を見た斜視図である。

【図2】図1(b)のA−A矢視断面図である。

【図3】図2の部分拡大断面図である。

【図4】図3のダンパユニットの外観斜視図である。

【図5】図1の送気口周辺の具体的な構成を示す拡大斜視図である。

【図6】図5の送気口ユニットの構成図で、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。

【図7】実施形態の集塵装置の系統図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

W ワーク   H 所定の距離   F 空気流   S 負圧領域   1 集塵装置   2 フレーム   5 レーザ加工ヘッド   10 集塵室   12,14 互いに対向する内側壁   12 互いに対向する内側壁の一方の内側壁   14 互いに対向する内側壁の他方の内側壁   13 エア噴出孔(送気口)   15 吸気口   20A ダンパ(開閉手段)   32 分配室   40 送気手段   42 バルブ(開閉手段)   50 吸引集塵手段

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