特許6250737IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

被試験デバイス(DUT:Device Under Test )に既知パターンのテスト信号を入力し、このテスト信号の入力に伴って被試験デバイスから受信した入力データのビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を被試験デバイスに入力したテスト信号との比較によって測定する誤り率測定装置及び誤り率測定方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このような4PAM信号を生成する場合には、例えば2つのパターン発生器PPG1,PPG2を用意し、例えば図6(a)に示すパターン信号を一方のパターン発生器PPG1から発生させ、図6(b)に示すパターン信号を他方のパターン発生器PPG2から発生させる。そして、これら2つのパターン信号を合成して図6(c)に示すような4PAM信号を生成する。 ここで、図6(c)の4PAM信号において、閾値電圧Vth2に対応するパターンは、パターン発生器PPG2のパターンと同一である(図6(c)の右下がりの斜線部分)。また、パターン発生器PPG1のパターンは、閾値電圧Vth1と閾値電圧Vth3に半分ずつ現れる(図6(c)の右上がりの斜線部分)。さらに説明すると、パターン発生器PPG1のパターンは、閾値電圧Vth2=0(Low)の場合は閾値電圧Vth3に現れ、閾値電圧Vth2=1(High)の場合は閾値電圧Vth1に現れる。そして、閾値電圧Vth1及び閾値電圧Vth3に対するデータパターンは、1つのPPGから発生されたデータパターンが2つに分割されたものであるため、これらの閾値で測定されたビット誤り率は、真のビット誤り率とは異なる値となる。 しかしながら、上述した特許文献1に開示されるビット誤り測定装置では、そもそも上述した4PAM信号のBER測定に対応していなかった。仮に、特許文献1に開示されるビット誤り測定装置を使用して4PAM信号のトータルビット誤り率の測定を行うためには、高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3の3つのアイパターン開口部それぞれの測定用パターン、閾値電圧Vth1,Vht2,Vth3、位相(測定範囲の中心)をユーザが手動で設定してBER測定を行い、この手順を3つのアイパターン開口部分の3回繰り返した後、得られた3つのBER結果から4PAM信号のトータールBERをユーザが計算する必要があった。このため、ユーザにかかる負担も大きく、操作や測定が煩雑となり、設定から測定までの時間も要するという課題を生じる。 そこで、本発明は問題点に鑑みてなされたものであって、操作の簡略化、設定から測定までの時間を短縮して4PAM信号のトータルビット誤り率を得ることができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り率測定装置は、全体の振幅電圧範囲Eが電圧レベルの高い方から高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3に分けられた3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなる4PAM信号を入力データとして受信する1チャンネルの受信モジュール3と、前記4PAM信号の測定パターンを選択して設定する操作部4とを備え、前記4PAM信号のトータルビット誤・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、測定パターンを指定し、1チャンネルの受信モジュールを用いることにより、必要最小限の構成で4PAM信号のトータルビット誤り率を得ることができ、操作を簡略化してユーザにかかる負担を軽減でき、設定から測定に要する時間の短縮を図ることができる。 また、測定パターンの表示項目と、自動設定された各電圧範囲E1,E2,E3毎の閾値電圧Vth1,Vth2,Vth3及び位相の値と、各電圧範囲毎のビット誤り率及び4PAM信号のトータルビット誤り率の測定結果とを一つの表示画面上に表示するので、設定操作とともに測定結果の確認を同じ表示画面上で行うことができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る誤り率測定装置のブロック構成図である。

【図2】本発明に係る誤り率測定装置の外観を示す概略斜視図である。

【図3】本発明に係る誤り率測定装置におけるデータ閾値電圧とAD値(10進数)との関係の一例を示す図である。

【図4】本発明に係る誤り率測定装置における表示部の表示画面の一例を示す図である。

【図5】4PAM信号のアイパターン開口部の一例を示す図である。

【図6】(a)〜(c) 2つのパターン信号の合成によって生成される4PAM信号の一例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 誤り率測定装置   2 PPGモジュール(送信モジュール)   3(3A,3B,3C) EDモジュール(受信モジュール)   4 操作部   5 記憶部   6 表示部   6a 表示画面   7 制御部   11 装置本体   21 第1パターン発生部   22 第2パターン発生部   23 パターン合成出力部   31 信号処理部   31a A/D変換部   31b パラメータ検出設定部   31c パラメータ可変部   31d ビットエラー測定部   41 EDモジュールの設定項目   42 測定パターンの設定項目   43 測定時間の設定項目   44 高電圧範囲H1の閾値電圧Vth1の自動設定項目   45 中電圧範囲H2の閾値電圧Vth2の自動設定項目   46 低電圧範囲H3の閾値電圧Vth3の自動設定項目   47 高電圧範囲H1の位相の自動設定項目   48 中電圧範囲H2の位相の自動設定項目   49 低電圧範囲H3の位相の自動設定項目   50 高電圧範囲H1のエラーレートの測定結果項目   51 中電圧範囲H2のエラーレートの測定結果項目   52 低電圧範囲H3のエラーレートの測定結果項目   53 高電圧範囲H1のエラーカウント値の測定結果項目   54 中電圧範囲H2のエラーカウント値の測定結果項目   55 低電圧範囲H3のエラーカウント値の測定結果項目   56 高電圧範囲H1のアラームの表示項目   57 中電圧範囲H2のアラームの表示項目   58 低電圧範囲H3のアラームの表示項目   59 4PAM信号のトータルエラーレートの測定結果項目   60 4PAM信号のトータルエラーカウント値の測定結果項目   E 振幅電圧範囲   E1 高電圧範囲   E2 中電圧範囲   E3 低電圧範囲   Vth(Vth1,Vth2,Vth3) 閾値電圧   P 測定範囲の中心   W 被試験デバイス

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