技術分野
ランプ及び照明装置に関するものである。本発明は、例えば、LED等の発光素子を光源として用いた直管形ランプ、及び、当該ランプを用いた照明装置に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1のLED照明装置においては、ヒートシンクの直管の内面に対向する側に凹部を設け、凹部を空隙としている。しかし、ヒートシンクと直管が近接する部分が、直管の最上部付近、つまりはLEDの出光側と反対側のLED真裏位置近傍である。
直管のヒートシンクと近接する部分の表面温度は、直管のLEDが出光する部分の表面温度に比べて高くなる。特許文献1のような構成においては、直管断面の温度分布で見ると、直管のLEDの真裏に当たる部分(即ち、直管の最上部)の表面温度が最高温度、直管のLEDの正面に当たる部分(即ち、直管の最下部)の表面温度が最低温度となる。この温度差により、ヒートシンク側と出光側とで直管の熱による伸び量が異なり、結果的に直管に反りが生じてしまうという課題がある。
特許文献2の照明装置においては、複数のLEDが配設された基板をヒートシンク上に接着した上で直管内に挿入し、ヒートシンクを直管の内面に近接させ、接着することで保持している。LEDで発せられた熱は、基板を介してヒートシンクに伝わり、さらにヒートシンクから接着剤、直管を介して外気へと放熱される。
特許文献3及び4のLEDランプにおいては、ヒートシンクの直管の内面に対向する側に凹部又は切り欠き部を設け、凹部又は切り欠き部に接着剤を配し、ヒートシンクを直管に固定している。
特許文献2〜4のような構成においても、特許文献1のような構成と同様の課題がある。
特許文献5のLEDランプは、複数のLEDチップと、複数のLEDチップを支持するための棒状の放熱部材と、放熱部材を収納するケースとを備えている。放熱部材は、高密度部と、この高密度部を長手方向において挟む低密度部とを有している。高密度部は、長手方向における単位長さあたりの質量が低密度部よりも大きくなっている。
特許文献5のような構成では、放熱部材に複数の材料を用いるため、放熱部材の構造が複雑になるという課題がある。
特許文献6及び7の直管形ランプは、複数の固体発光素子が搭載された基板と、基板からの熱を放熱する放熱部材と、基板及び放熱部材を収容する筒形のケースとを備えている。放熱部材とケースとの間には、断熱部材が設けられている。
特許文献6及び7のような構成では、放熱部材のほかに断熱部材が必要となり、ケース内に断熱部材を配するための構造も必要となるため、全体として直管形ランプの構造が複雑になるという課題がある。
本発明は、例えば、簡素な構成によってランプの反りを抑制することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一の態様に係るランプは、
透光性を有する管状部材と、
発光素子が実装され、前記管状部材に収納される基板と、
前記基板が設置される基板設置部を有し、前記管状部材に収納され、前記基板に発生する熱を前記基板設置部から前記管状部材に伝導させることで放熱するヒートシンクと、
前記管状部材の内周面の、前記基板設置部の前記基板が設置される面の反対側の面に対向する箇所に設けられ、前記・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、ランプの管状部材の内周面の、ヒートシンクの基板設置部の基板が設置される面の反対側の面に対向する箇所に、基板設置部に向かって突出する突出部が設けられているため、簡素な構成によってランプの反りを抑制することが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施の形態1に係る照明装置の斜視図。
【図2】 実施の形態1に係るランプの斜視図。
【図3】 実施の形態1に係るランプのA−A断面図。
【図4】 実施の形態1に係るランプの断面図。
【図5】 比較例に係るランプの断面図。
【図6】 実施の形態1に係るランプに反りが発生した状態を示す図。
【図7】 比較例に係るランプに反りが発生した状態を示す図。
【図8】 実施の形態2に係るランプの断面図。
【図9】 実施の形態3に係るランプの断面図。
【図10】 実施の形態3に係るランプのヒートシンクの開口角度とカバー上下部の温度差との関係を示すグラフ。
【図11】 実施の形態4に係るランプのA−A断面図。
【図12】 実施の形態4に係るランプのカバーの断面図。
【図13】 実施の形態4に係るランプの光源モジュールの断面図。
【図14】 実施の形態4に係るランプに自重による反りが発生した状態を示す図。
【図15】 実施の形態4に係るランプに熱による反りが発生した状態を示す図。
【図16】 実施の形態5に係るランプのA−A断面図。
【図17】 実施の形態5に係るランプのカバーの断面図。
【図18】 実施の形態6に係るランプのA−A断面図。
【図19】 実施の形態6に係るランプのカバーの断面図。
10 照明装置、11,81 ランプ、12 照明器具、13 給電ソケット、14 アースソケット、15 器具本体、20,90 カバー、21 外周面、22 内周面、23 保持突起、24 維持突起、24a 板部、24b 脚部、25 凹部、26 溝、30 給電口金、31 給電端子、32 給電口金筐体、40 アース口金、41 アース端子、42 アース口金筐体、50 光源モジュール、51,91 LED、52,92 基板、53,93 ヒートシンク、54 壁部、55 基板設置部、56 ねじ固定部、57 円弧部、58 ねじ孔、59 凹部、60 空隙、61 係持部、70 接着部材。
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