特許6254924IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、分岐を有するワイヤーハーネスにおいて、分岐した枝線に設けられるコネクタを接続する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載のワイヤーハーネスの場合、複数の枝線の端部にそれぞれ設けられたコネクタを、コネクタごとに別々にそれぞれの相手側コネクタに接続する必要があるため、作業工数の増加につながる恐れがあった。 また、特許文献2に記載のコネクタ保持用枠体では、コネクタに形成されている溝部をコネクタ保持用枠体への係止に使用しているが、当該溝部は本来、相手側コネクタとの接続に用いられるものである。このため、相手側コネクタとの接続の際には、コネクタをコネクタ保持用枠体から取り外さなければならない。従って、特許文献2に記載のコネクタ保持用枠体は、複数のコネクタを、所定位置を維持して一括して搬送することは可能であるが、一括して接続することはできない構成となっている。つまり、特許文献2に記載のコネクタ保持用枠体も、特許文献1に記載のワイヤーハーネスの場合と同様に、コネクタごとに別々にそれぞれの相手側コネクタに接続する必要があるため、作業工数の増加につながる恐れがあった。 そこで、本発明は、ワイヤーハーネスの製造工程から車両への組み付け工程にかけて、複数のコネクタの取り扱いにかかる作業を容易にすることができる技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスの組み付け方法は、複数の電線が、幹線部から複数の枝線部が分岐する態様で束ねられたワイヤーハーネスを車両に組み付けるワイヤーハーネスの組み付け方法であって、(a)複数のコネクタを保持可能なコネクタ保持部材が図板上に固定されたものを準備する工程と、(b)前記工程(a)の後で、前記図板上で、前記枝線部の端部にそれぞれ設けられたコネクタを前記コ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
第1の態様に係るワイヤーハーネスの組み付け方法によると、複数のコネクタを図板状に固定されたコネクタ保持部材に保持させるとともに、そのままコネクタ保持部材ごと一括して車両の複数の相手側コネクタに接続するため、ワイヤーハーネスの製造工程から車両への組み付け工程にかけて、複数のコネクタの取り扱いにかかる作業を容易にすることができる。 第2〜第5の態様に係るワイヤーハーネスモジュールによると、幹線部の周囲に取り付けられ、幹線部の少なくとも一部を保護可能な保護部材と、複数の枝線部の端部にそれぞれ設けられた複数のコネクタを一括接続可能な状態で保持可能な保持部と、保護部材に取り付け可能な取付部とを含むコネクタ保持部材と、を備えるため、複数のコネクタをワイヤーハーネスモジュールの製造時にはコネクタ保持部材の保持部に保持させつつ、車両への組み付け時にはそのままコネクタ保持部材ごと相手側コネクタに接続することができる。これにより、ワイヤーハーネスの製造工程から車両への組み付け工程にかけて、複数のコネクタの取り扱いにかかる作業を容易にすることができる。 特に、第3の態様に係るワイヤーハーネスモジュールによると、保護部材として環状凸部と環状凹部とが長手方向に沿って交互に連続するコルゲートチューブが用いられ、取付部は、コルゲートチューブの外周面の凹凸に対応する内周面を有し、コルゲートチューブの外周面に嵌り込むことで、コネクタ保持部材がコルゲートチューブに取り付けられているため、コネクタ保持部材を容易に保護部材に取り付けることができる。 特に、第4の態様に係るワイヤーハーネスモジュールによると、保持部は、少なくとも1つの枝線部の入口と複数の枝線部の出口とを有し、枝線部を収容可能な枝線収容部と、枝線収容部の複数の出口にそれぞれ設けられ、枝線部の端部に設けられたコネクタの基端部に外嵌め可能な係合部と、を含むため、複数のコネクタが保持部に一定の姿勢で保持されることによって、より容易に一括して接続することができる。 特に、第5の態様に係るワイヤーハーネスモジュールによると、保持部と取付部とが別体で形成されると共に着脱可能に係合しているため、コネクタの数に合わせて保持部を変えることができる。また、保護部材の形状に応じて、取付部を変えることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】ワイヤーハーネスモジュールを示す斜視図である。

【図2】ワイヤーハーネスモジュールを示す正面図である。

【図3】コネクタを保持する前のコネクタ保持部材を示す斜視図である。

【図4】コネクタを保持した後のコネクタ保持部材を示す斜視図である。

【図5】ワイヤーハーネスの組み付け方法の一工程を示す説明図である。

【図6】ワイヤーハーネスの組み付け方法の一工程を示す説明図である。

【図7】ワイヤーハーネスの組み付け方法の一工程を示す説明図である。

【図8】ワイヤーハーネスの組み付け方法の一工程を示す説明図である。

【図9】ワイヤーハーネスの組み付け方法の一工程を示す説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 ワイヤーハーネスモジュール   12 ワイヤーハーネス   14 幹線部   16 枝線部   18 コネクタ   20 コネクタ保持部材   22 図板固定部   30 取付部   40 保持部   42 枝線収容部   43 入口   44 出口   46 係合部   60 保護部材   62 コルゲートチューブ   80 図板

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