特許6273179IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

サービスシステム構築技術に関し、特に通信回線を介してリソースの管理制御を行うリソースマネージャを制御することにより、利用者が要求する要求サービスシステムを構築するオーケストレーション技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、このような従来技術では、リソースの制御管理を行う場合、当該リソースに対応してオーケストレータの配下に設けた特定のリソースマネージャを、それぞれのリソースマネージャを個別に指定したAPIでプロセスから呼び出すことにより、リソースマネージャ経由でリソースの制御管理を行う必要がある。
したがって、オーケストレータが所掌すべきリソースマネージャの数が増加すると、これに伴いプロセスの追加が必要になるため、結果としてプロセスの管理が極めて煩雑になってしまうという問題点があった。 また、構築対象となるサービスシステムに応じて制御管理すべきリソースおよびリソースマネージャも異なるとともに、リソースマネージャが持つインターフェースも異なる。このため、従来技術では、APIにおける処理対象や処理内容の違いをプロセスごとに個別に決定しておく必要があり、プロセスとサービスシステムとの一体化が余儀なくされることになる。
したがって、利用者からの指示に応じて各種のサービスシステムを構築する場合、サービスシステムごとにプロセスを管理しておく必要があり、結果としてプロセスの管理が極めて煩雑になってしまうという問題点があった。 本発明はこのような課題を解決するためのものであり、極めて簡素なプロセス管理で、利用者が指定した各種のサービスシステムを構築することができるオーケストレーション技術を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

このような目的を達成するために、本発明にかかるオーケストレーションシステムは、通信回線を介してリソースの管理制御を行うリソースマネージャを制御することにより、利用者が要求する要求サービスシステムを構築するオーケストレーションシステムであって、利用者から指定された前記要求サービスシステムに関するシステム要件データに基づき、予め登録されている規定サービスシステムのうちから当該要求サービスシステム・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、サービスシステムの構築に用いるプロセスおよびプロセスフローが抽象化(上位概念化)されて、実際に構築するサービスシステムとは切り離されて、同一サービスカテゴリに属するシステムサービスで共用されることになる。このため、オーケストレーションシステムで管理すべきプロセスの数を大幅削減できる。また、サービスカテゴリごとに1つの抽象化プロセスフローを用意しておけばよくなるため、オーケストレーションシステムで管理すべきプロセスフローの数も大幅に削減できる。 したがって、システムサービスの構築時に連携させるリソースマネージャやリソースの増減に対して、プロセスフローやプロセスの軽微な変更により、柔軟に対応することができる。また、同一のプロセスで異なるサービス(例えば、ファイヤーウォーや侵入検知システム)を構築することができ、オーケストレーションシステムにおけるプロセス管理を大幅に簡素化することが可能となる。 また、対象サービスシステムに応じて処理対象であるリソースマネージャや処理内容が異なるメソッドを、抽象化されたメソッド名を有する抽象化APIとしてアダプタに実装されているため、これらアダプタで、リソースの制御管理における対象サービスシステムに応じた処理対象や処理内容の違いが吸収されることになる。したがって、抽象化プロセス側からは、抽象化されたメソッド名で呼び出しを行うだけで、対象サービスシステムに応じた処理対象や処理内容の具体的なメソッドを実行することができ、結果として、プロセスおよびプロセスフローの抽象化が極めて容易に実現できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の実施の形態にかかるオーケストレーションシステムの構成を示すブロック図である。

【図2】第1の実施の形態にかかるシステム要件データの構成例である。

【図3】第1の実施の形態にかかるカタログデータの構成例である。

【図4】サービス設計書の構成例である。

【図5】抽象化プロセスフローの記述例である。

【図6】抽象化プロセスフローの構成例である。

【図7】ステータスデータの構成例である。

【図8】第1の実施の形態にかかるサービスシステム構築処理を示すフローチャートである。

【図9】第1の実施の形態にかかるサービスシステム特定処理を示すフローチャートである。

【図10】抽象化プロセスフロー特定処理を示すフローチャートである。

【図11】抽象化プロセスフロー実行処理を示すフローチャートである。

【図12】サービスシステム構築処理を示すフローチャートである。

【図13】第1の実施の形態にかかるサービスシステム構築動作を示すシーケンス図である。

【図14】第1の実施の形態にかかるサービスシステム構築動作(続き)を示すシーケンス図である。

【図15】第2の実施の形態にかかるシステム要件データの構成例である。

【図16】第2の実施の形態にかかるカタログデータの他の構成例である。

【図17】第2の実施の形態にかかるサービスシステム特定処理を示す他のフローチャートである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10…オーケストレーションシステム、11…サービスシステム特定部、12…サービスカタログDB、13…サービス設計書DB、14…抽象化プロセスフロー特定部、15…抽象化プロセスDB、16…抽象化プロセスフロー実行部、17…ステータスDB、18…サービスシステム構築部、19…アダプタ、20…リソースマネージャ、21…リソース、30…サービスポータルシステム、31…要件入力用ポータルサイト、32…システム要件DB。

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