特許6329203IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

食品、医薬品、化学品、光学部材、電気・電子材料などの各種分野における離型に有用な樹脂フィルム及びその製造方法並びに積層体及び離型性の調整方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従って、本発明の目的は、目的のポリマー層に対して離型性を容易に調整できる樹脂フィルム及びその製造方法並びに積層体及び離型性の調整方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、イオン交換樹脂を含むイオン交換層などのポリマーに対して、必要なときに容易に剥離でき、保管時などの剥離が不要なときに剥離を抑制できる樹脂フィルム及びその製造方法並びに積層体及び離型性の調整方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、イオン交換層に対する離型性と自身の安定性(基材層と表層との密着性)とを高度に両立できる樹脂フィルム及びその製造方法並びに積層体及び離型性の調整方法を提供することにある。 本発明の別の目的は、コーティングにより容易に薄肉化できる樹脂フィルム及びその製造方法並びに積層体及び離型性の調整方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、基材層と環状オレフィン系樹脂を含む表層とを含む樹脂フィルムにおいて、前記表層の表面ハロゲン元素濃度を0.07Atom%以上に調整することにより、目的のポリマー層に対して離型性を容易に調整できること、特に、前記基材層と前記表層との間に塩素含有樹脂を含む中間層を介在させると、意外なことに、表層の溶媒が中間層の塩素含有樹脂に対して貧溶媒であり、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明では、基材層と環状オレフィン系樹脂を含む表層とを含む樹脂フィルムにおいて、前記表層の表面ハロゲン元素濃度が0.07Atom%以上に調整されているため、目的のポリマー層に対して離型性を容易に調整できる。特に、イオン交換樹脂を含むイオン交換層などのポリマーに対して、必要なときに容易に剥離でき、保管時などの剥離が不要なときに剥離を抑制できる。さらに、基材層と表層との間に塩素含有樹脂を含む中間層を介在させると、イオン交換層に対する離型性と自身の安定性(基材層と表層との密着性)とを高度に両立できる。このような樹脂フィルムは、コーティングにより容易に薄肉化できる。そのため、ロールでの巻き取りが可能であり、ロール・ツー・ロール(roll to roll)方式で連続的に製造でき、生産性も高い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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