技術分野
楕円球状の外殻部を構成する海中構造物の海上施工システム及び海上構築方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、上述したような従来の球殻型海中構造物では、以下のような問題があった。
すなわち、全体形状が曲面(曲線)で構成される球殻型の構造物では、平面(直線)で構成される構造物に比較して、鉄筋の加工やセット、型枠の組み立て作業が困難となっていた。
また、例えば数100mとなる大スパンで大型の球殻型海中構造物を構築する場合には、完成体として上述したような陸上の製作ヤードで一度に製作することが困難であり、かつ海上輸送も難しいことから、海上でコンクリート打設等の作業を行うことによる施工となる。しかし、この場合に必要になる作業足場の設置量が膨大であり、海上に設置する作業が困難なうえ、これら作業足場も海上輸送する必要があり、コストがかかるうえ工期への影響も大きくなることから、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、海上での施工効率を向上させることができるうえ、無足場による施工を可能とすることでコストと工期の低減を図ることができる海中構造物の海上施工システム、及び海上構築方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するため、本発明に係る海中構造物の海上施工システムは、コンクリート製の躯体フレームと、該躯体フレームによって囲まれる部分に嵌合される耐水圧板と、によって楕円球状の外殻部を構成する海中構造物を海上で構築するための海中構造物の海上施工システムであって、前記躯体フレームの断面形状に合わせて移動可能、かつ姿勢変更可能に設けられた移動式型枠を有し、該移動式型枠内にコンクリートを充填して前・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の海中構造物の海上施工システム及び海上構築方法によれば、海上での施工効率を向上させることができるうえ、無足場による施工を可能とすることでコストと工期の低減を図ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態による球殻構造物の全体構成を示した側面図である。
【図2】 図1に示す球殻構造物の内部空間の構成を示す縦断面図である。
【図3】 (a)は球殻構造物の施工状態を示す斜視図であって海上施工システムの概要を示す図、(b)は(a)の外殻部を詳細に示した図である。
【図4】 耐水圧板の構成を示す平面図である。
【図5】 躯体製造ユニットを模式的に示した縦断面図である。
【図6】 海上で海上施工システムを用いた施工状態を示す縦断面図である。
【図7】 海上施工システムを用いた施工手順を示す上面図であって、(a)、(b)は同一レベルにおける施工状態を示す図、(c)は(a)、(b)よりも上方レベルにおける施工状態を示す図である。
【図8】 (a)〜(c)は、海上施工システムを用いた施工手順を示した縦断面である。
【図9】 構築された球殻構造物の上下方向の移動状態を説明するための側面図である。
1 海上施工システム
3 案内ガイド
4 躯体製造ユニット
5 仕上げユニット
10 球殻構造物(海中構造物)
11 外殻部
12 中央タワー部
13 バラスト
14 大空間部
16 躯体フレーム
17 耐水圧板
18 補強リブ
21 コア部(支持柱)
22 中央タワー外殻部
31 第1張出アーム
32 第2張出アーム
33 保持部
34 資材搬送路
35 第1揚重設備
36 第2揚重設備
37 第3揚重設備
41 移動式型枠
42 コンクリート打設口
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