技術分野
二酸化炭素を用いた塗装方法等
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】塗料を溶剤により希釈することなく、コーティング組成物の細かいミストを安定的に形成することのできる塗装方法等を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る塗装方法は、塗料及び二酸化炭素を混合してコーティング組成物を得る工程と、前記コーティング組成物を対象物に噴霧する工程と、を備える。前記塗料は、溶剤を含まないか、又は、前記塗料全量に対して1質量%未満の溶剤を含む。前記塗料及び前記二酸化炭素は、二酸化炭素の密度が0.7kg/L以上となる温度及び圧力において混合され、混合される前記二酸化炭素の量は、前記塗料100質量部に対して1.5質量部以上である。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
塗料の粘度を低下させるために、多くの塗料には、一定量の溶剤があらかじめ含まれている。また、コーティング組成物を調製する過程で、塗料を溶剤で希釈することも多くある。揮発性有機化合物(VOC)として知られるこれらの溶剤は、環境に好ましくない影響を及ぼす可能性があるため、希釈剤として溶剤を使用せずに塗料を噴霧することが求められている。しかしながら、従来の二酸化炭素塗装方法では、塗料を溶剤で希釈しないと、噴霧により形成されるコーティング組成物のミストが十分に細かくならないか、又は、ミストを安定的に形成することが困難であった。細かいミストを安定的に形成することができないと、良好な塗装が行えず、均一なコーティング膜を形成することが難しい場合があった。
本発明は課題に鑑みてなされたものであり、塗料を溶剤により希釈することなく、コーティング組成物の細かいミストを安定的に形成することのできる塗装方法等を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らが鋭意検討したところ、塗料と二酸化炭素とを特定の条件で混合することにより得られるコーティング組成物によれば、細かいミストを安定的に生じることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【発明の効果】
本発明によれば、塗料を溶剤により希釈することなく、コーティング組成物の細かいミストを安定的に形成することができる。したがって、環境に悪影響を及ぼす可能性のあるVOCを使用せずに、噴霧による塗装を良好に達成できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】塗装装置の一実施形態を示すブロック図である。
1…塗料タンク、2,6…高圧ポンプ、3,7…加熱器、4…二酸化炭素ボンベ、5…冷却器、8…混合器、9…ノズル。
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