技術分野
水槽上面の縁を張り出す張り出し部を設け、張り出し部に光源を設けることで、水槽の鉛直方向面外側からも水槽内を照らすことができるようにした、水槽の上面に設置する照明器具
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
観賞用水槽を美しく見せるために照明器具は欠かせないが、様々な水槽用照明器具の中で、最も設置に制限がなく安価で使い易いのは、水槽の上面に設置する形態の照明器具である。 しかし、水槽の上面に設置した照明器具から水槽内を照らす光は必然的に上から下への光線となり、人が水槽内の対象を観賞する際の主要な被観賞面である鉛直方向面への光量が不足し、美しく見えないという欠点があった。 その対策として水中照明が存在したが、高価で扱い辛く製品寿命も短いため普及していない。スタンド型照明等、他の形態の照明器具を水槽の周囲に複数設置併用するなどの方法も、コストが増大する・機器が互いに干渉する・かさばるなどの問題があった。 本発明はこれらの課題を解消するためになされたものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
水槽の上面に設置する照明器具において、水槽の上面から水槽内側に向けて光を照射する照明器具本体と、水槽上面の縁を張り出す張り出し部を設け、張り出し部に、水槽の少なくとも一つの鉛直方向面外側から水槽内側に向けて光を照射できる角度で取り付けられた照明光源を設ける。
【発明の効果】
本発明は、水槽上面に設置する形態の、最も安価に製造でき、場所を取らず設置汎用性の高い水槽用照明器具でありながら、水槽上面の縁を張り出す部分に光源または反射板を持つため、水槽を上から下への光で照らすのみならず、前や横からの光を加えることができる。 それは従来の水槽上面設置型照明に、スタンド型照明や引っ掛け固定型照明・水中照明など他の形態の照明器具を複数併用するのと同等の効果を、本発明ひとつで賄えることを意味する。 特に水槽前面ガラス外側から水槽内側を照らす光線は、人が観賞する際の被観賞面への光量を増やすため、水槽内を美しく見せる効果が高い。 さらに、前面ガラスや側面ガラスの外側の上部から斜め下に入射する光は照明技術上の斜光であり、斜光には順光やバックライトには無い、対象を立体的に見せる効果がある。 本体と張り出し部を変形可能な接続部材で繋ぎ、張り出し部を変位可能としたものは、カメラマンが被写体を最も美しく見せるため複数の照明をセッティングするように、水槽内を照らす光の方向と配分を、使用者が任意にセッティングできる。 張り出し部の照明光源に照射角度の調節手段を設けたものは、光の照射角度についてさらなる微調節が可能となり、従来の水槽上面に設置する照明器具ではまったく実現不可能であった、極めて繊細に調節・最適化された光で水槽内を照らすことができる。 照明器具本体が発する上からの光と、張り出し部が発する前や横からの光に、異なる発光色を用いれば、演色性(対象の色の見え方)までも任意に調節することができ、色を用いた高度な演出が可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明照明器具を水槽上面に設置した状態の斜視図である。
【図2】 本発明照明器具を水槽上面に設置した状態の側面図である。
【図3】 本発明照明器具の、発光面を上にした状態の斜視図である。
【図4】 張り出し部に反射板を設けた本発明照明器具を、水槽上面に設置した状態の側面図である。
【図5】 照明光源の角度調節手段を設けた本発明の張り出し部の分解斜視図である。
【図6】 図5の角度調節手段の説明図である。
【図7】 リンク機構の説明図である。
【図8】 リンク機構により本体に繋がれた2つの張り出し部を持つ本発明の、張り出し部のうち1つが、自由度により照明器具本体を離れて水槽鉛直方向面外側から水槽内側に光を照射できる位置に変位し、もう1つの張り出し部が水槽上面にある状態の本発明の斜視図である。
1 水槽
2 本発明照明器具本体
3 本発明張り出し部
4 水槽鉛直方向面
5 水槽上面
6 水槽側壁の上端部(水槽上面の一部分)
7 LED照明球
8 ギヤ
9 手動ダイヤル
10 回転軸
11 回動軸
12 アーム
13 リンク機構
14 反射板
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録