特許6413337IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

4点接触玉軸受に関し、より詳細には、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車の駆動ユニットに使用される4点接触玉軸受

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載の4点接触玉軸受では、外輪に形成される傾斜面の形状は簡素な構造で、絶縁被膜の溶射なども比較的施工しやすいものの、外輪に追加工が必要なため加工工数が増加し、また、固定用キーが必要なため部品点数が増加し、さらに、軸受に方向性が生じてしまう問題があった。 本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工工数及び部品点数を増加することなく、また、軸受に方向性を生じさせることなく、外輪とハウジングとの間のクリープを防止することができる4点接触玉軸受を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、下記の構成により達成される。 (1)内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、外輪軌道面と内輪軌道面との間に転動可能に配置される複数の玉と、を備え、外輪軌道面及び内輪軌道面は、玉と接触する一対の側曲面をそれぞれ有し、一対の側曲面と玉とが2点で接触し、玉の中心を中心点として外輪軌道面の軸方向中心位置から外輪軌道面と玉との接触位置までの角度をレストア・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、自動車のトランスミッションに使用され、トランスミッション内を循環する潤滑油によって潤滑され、外輪の外周面がトランスミッションのアルミ製のハウジングの内周面に接触して配置され、レストアングルα0方向に延長した直線に沿う外輪の肉厚をHα、玉の直径をDa、左右のレストアングルα0方向に延長した直線と外輪の外周面との交点間の軸方向幅をBα、外輪の軸方向幅をBとした場合において、0.42Da≦Hα≦0.67Da、且つBα<Bを満たすように設定され、側曲面の曲率半径Rが玉の直径Daの51%〜55%に設定され、レストアングルα0が20°〜28°に設定される。このため、外輪の剛性を確保し、玉の繰り返し通過による外輪の波打ち変形を抑制して、外輪とハウジングとの間のクリープを防止することができる。また、外輪に追加工が不要であり、外輪の外周面の一端部に加工を施す必要もない。従って、固定キーなどの別部品も不要であり、軸受に方向性が生じることもないため、加工工数及び部品点数を増加することなく、また、軸受に方向性を生じさせることなく、外輪とハウジングとの間のクリープを防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る4点接触玉軸受の一実施形態を説明する要部断面図である。

【図2】図1に示す外輪及び内輪の断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 4点接触玉軸受   11 外輪   11a 外輪軌道面   12 内輪   12a 内輪軌道面   13 玉   14 保持器   15a 側曲面   15b 底曲面   16a 側曲面   16b 底曲面   P0 中心点   α0 レストアングル(玉接触角)   L レストアングル方向に延長した直線   Hα レストアングル方向に延長した直線に沿う外輪の肉厚   Da 玉の直径   Px 交点   Bα 交点間の軸方向幅   B 外輪の軸方向幅   Bw 底曲面の軸方向幅   P 側曲面の曲率中心   R 側曲面の曲率半径

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります