特許6413375IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ステアリングホイールの上下位置を調節するためのチルト機構、ステアリングコラムに対して上方への押圧力を付与し、運転者によるチルト動作を補助する付勢ばね、および、衝突事故の際にステアリングホイールに衝突する運転者を保護するための衝撃吸収装置を備えた、チルト式ステアリング装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、衝撃吸収機構を備えたチルト式ステアリング装置に、ステアリングコラムに対して上方への押圧力を作用させるための付勢ばねを適用した場合であっても、二次衝突の際に、付勢ばねが干渉することなく、ステアリングコラムおよび支持ブラケットが前方に円滑に変位することができる構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、ステアリングコラムと支持ブラケットとの間に掛け渡された状態で設けられ、該ステアリングコラムに対して上方への押圧力を作用させるための付勢ばねを備えるチルト式ステアリング装置において、二次衝突の際に、前記ステアリングコラムおよび前記支持ブラケットのストロークの途中で、これらの部材とともに前記付勢ばねが前方に変位して、該付勢ばねが、より前方に配置された部材と前後方向に関して干渉した場合に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明のチルト式ステアリング装置によれば、二次衝突の際に、ステアリングコラムおよび支持ブラケットを前方に円滑に変位させることができる。すなわち、本発明においては、二次衝突の際に、ステアリングコラムおよび支持ブラケットとともに前方に変位する付勢ばねが、別の部材と前後方向に関して干渉してしまった場合に、該付勢ばねのばね側係止部の前記支持ブラケットのブラケット側係止部への係止状態が解除される。このため、前記ステアリングコラムおよび前記支持ブラケットが前方に変位可能なストロークの途中で、前記付勢ばねが、前記別の部材と前記支持ブラケットとの間で突っ張ってしまうことがない。この結果、二次衝突の際に、前記ステアリングコラムおよび前記支持ブラケットが前方に円滑に変位することが許容される。 また、本発明のチルト式ステアリング装置において、前記付勢ばねの前記支持ブラケットへの係止状態が解除されて、前記ステアリングコラムおよび前記支持ブラケットがさらに前方に変位する際に、前記付勢ばねと前記支持ブラケットとが、前後方向に関して干渉することがない構成を採用することにより、二次衝突の際に大きなストロークを確保できるとともに、該ストロークの全長にわたって、前記ステアリングコラムおよび前記支持ブラケットを前方に円滑に変位させることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の実施の形態の1例を示す、チルト・テレスコピック式ステアリング装置を通常時の状態で示す側面図である。

【図2】図2は、図1の下方から見た底面図である。

【図3】図3は、図1に示した装置を、二次衝突の際に、アウタコラムおよび支持ブラケットが前方に変位する途中の状態で示す側面図である。

【図4】図4は、図3の下方から見た底面図である。

【図5】図5は、図1に示した装置を、二次衝突の際に、アウタコラムおよび支持ブラケットが前方に変位し切った状態で示す側面図である。

【図6】図6は、図5の下方から見た底面図である。

【図7】図7は、図1に示した装置から取り出した、支持ブラケット、カプセル、および、案内部材を、斜め後方から見た状態で示す斜視図である。

【図8】図8は、ステアリング装置の1例を示す略斜視図である。

【図9】図9は、従来のチルト・テレスコピック式ステアリング装置の1例を示す、部分切断側面図である。

【図10】図10は、図9のX−X断面図である。

【図11】図11は、従来の付勢ばねを備えるチルト式ステアリング装置の1例を示す側面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 ステアリングホイール   2 ステアリングシャフト   3 操舵輪   4、4a、4b ステアリングコラム   5 操舵力補助装置   6 タイロッド   7 ステアリングギヤユニット   8 インナシャフト   9 アウタシャフト   10 インナコラム   11、11a アウタコラム   12 ギヤハウジング   13 出力軸   14 前側支持ブラケット   15 車体   16 枢軸   17、17a 支持ブラケット(後側支持ブラケット)   18、18a 支持板部   19、19a 結合板部   20 切り欠き   21 カプセル   22 係合溝   23 上下方向通孔   24 被挟持部   25、25a コラム側ブラケット   26 コラム側通孔   27 車体側通孔   28 杆状部材   29 結合ナット   30 調節レバー   31 頭部   32、32a 付勢ばね   33、33a コイルばね部   34、34a 前板部   35、35a 押圧部   36 係止腕部   37 直線部   38 第一の連結部   39 第二の連結部   40 ばね側係止部   41 係止片   42 受面   43 上方ブラケット   44 連続板部   45 被案内側通孔   46 案内部材   47 固定板部   48 案内板部   49 固定用通孔   50 固定フランジ部   51 固定用小通孔   52 案内側長孔   53 ボルト   54 ナット   55 滑り板   56 ばね側ガイド部   57 受面

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