特許6434368IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

,バスシステムに関する。具体的に説明すると,本発明は,複数の機能ブロックが集積されたブロックチップにおいて,各機能ブロック同士を接続するためのバスシステムに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

のように,メモリ・論理共役システムは,動的再構成が可能な柔軟な単一回路を大量に生産可能であるという点において,優れたシステムである。 ただし,従来のメモリ・論理共役システムは,複数の機能ブロック同士でデータ信号等の送受信を行う場合,隣接する機能ブロック同士を接続する隣接バスを介する必要があった。この隣接バスは,行列方向に隣り合う機能ブロック同士のみを接続するものである。このため,例えば,同じデータ信号を列方向に並ぶ3つ以上の機能ブロックで共有しようとした場合,まず,ある機能ブロックから,これと隣接する別の機能ブロックへデータ信号を送信する。その後,この別の機能ブロックから,さらに別の隣接する機能ブロックへとデータ信号を送信する必要がある。例えば,ある機能ブロックから別の機能ブロックへデータ信号を送信するという処理に1クロック消費されるとした場合,同じデータ信号を列方向に並ぶ3つの機能ブロックで共有するためには,そのデータ信号の伝送処理に2クロック消費されることとなる。このように,従来の隣接バスのシステムでは,データ信号の共有先が増えるに従って,そのデータ信号の共有を達成するのに必要なクロック数が増えることとなる。従って,従来の隣接バスのシステムでは,データ信号を共有しようとした場合や,データ信号を遠くの機能ブロックへと伝達しようとした場合に,処理時間の遅延を招く恐れがあるという問題があった。 また,従来のメモリ・論理共役システムは,データ信号の伝達経路を決定するための経路設定レジスタを,全ての機能ブロックに設ける必要がある。すなわち,従来のシステムは,データ信号の伝達経路として隣接バスのみを用いているため,ある機能ブロックから遠く離れた機能ブロックへとデータ信号を伝達させようとした場合に,その間に位置する全ての機能ブロックを中継する必要がある。このため,それぞれの機能ブロックに経路設定レジスタを設けなければ,所望の機能ブロックへとデータ信号を伝達させることができなかった。要するに,従来のシステムは,機能ブロックをスキップして,データ信号を伝達させることができない。このため,従来のシステムは,データ信号を遠くの機能ブロックへと伝達しようとした場合に,発信元から受信先の間に位置する全ての機能ブロック(特に経路設定レジスタ)をアクティブにする必要がある。その結果,従来のシステムは,電力消費が大きくなるという問題があった。 このような従来のメモリ・論理共役システムの問題は,各機能ブロックを接続している隣接バスの接続形態に起因するものであるといえる。このため,現在では,従来のメモリ・論理共役システムを,さらに高速かつ低消費電力で機能させることのできるバスシステムが求められている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで,本発明の発明者らは,従来発明の問題を解決する手段について鋭意検討した結果,ある機能ブロックから出力されるデータ信号を,他の機能ブロックとさらに別の機能ブロックとに分岐して伝達するというバス構造を発案した。特に,発明者らは,データ信号の分岐をスイッチによってコントロールすることにより,データ信号の共有先を任意に選択することが可能になるという知見を得た。これにより,データ信号を,他の複数・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明のバスシステムによれば,従来のメモリ・論理共役システムを,さらに高速かつ低消費電力で機能させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は,ブロックチップの基本構成の例を示している。

【図2】図2は,機能ブロックの構成の例を示している。

【図3】図3は,機能ブロックのモード階層の例を示している。

【図4】図4は,機能ブロックアレイの構成の例を示している。

【図5】図5は,多分岐型バスシステムの構成の例を示している。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10…機能ブロック 11…マルチバス 12…バスインターフェース   13…デコーダ 14…制御回路 16…メモリアドレス   17…拡張アドレス 18…SRAM 19…機能ブロックアレイ   20…ブロックチップ 21…経路設定レジスタ 22…入力制御部   30…出力制御部 31…アンド回路 32…スイッチ回路   33…第1隣接バス 34…第2隣接バス 35…波形整形回路   36…ドライバ 41…nMOSトランジスタ 42…pMOSトランジスタ

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