特許6438215IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

射出成形機及びその運転制御方法に係り、特に、樹脂の糸ひきを防止するための射出成形機の運転制御方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載の技術は、吸引装置を別途備えなくてはならないので、射出成形機の構成が複雑化し、射出成形機が高コストなものになる。また、特許文献2に記載の技術は、糸ひき現象によって発生した糸状樹脂Tを確実に射出ノズル103内に貯えられた溶融樹脂に再接触させることが困難であると共に、成形サイクルが長くなって成形品の製造効率が悪くなるという問題がある。 本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別な装置を使用せず、かつ成形サイクルタイムを延長することなく、糸ひき現象の発生を確実に防止可能な射出成形機とその運転制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、前記課題を解決するため、射出成形機に関しては、表示部及び入力部を含んで構成される成形条件設定部と、射出成形機全体の駆動制御を司る制御部とを備えた射出成形機において、前記成形条件設定部は、成形条件の設定項目として、可塑化前加圧条件を設定できるように構成されており、操作者が前記入力部を操作して前記可塑化前加圧条件の設定をおこなったとき、前記制御部は、成形サイクルが射出工程から冷却工程に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によると、冷却工程の開始後に射出ノズル内の樹脂圧を高めるだけで、糸ひき現象の発生を防止できるので、特別な機構や装備を別途備える必要がなく、容易かつ安価に良品の成形が可能になる。また、冷却工程の開始後であって、次サイクルの可塑化工程の開始前に可塑化前加圧運転を行うので、成形サイクルが長くならず、可塑化前加圧運転を行わない場合と同等の成形品製造効率を維持できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】射出成形機の構成図である。

【図2】射出成形機の成形サイクルを、従来例に係る射出成形機の成形サイクルと比較して示す図である。

【図3】表示部に表示されるメニュー画面の構成図である。

【図4】表示部に表示される射出・可塑化画面の構成図である。

【図5】射出成形機の効果を示す図である。

【図6】射出成形機に現れる糸ひき現象の説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 射出形機   10 成形機構部   20 マイコン部(制御部)   30 表示部   40 入力部   50 入出力端子部   61 メニュー画面   62 射出・可塑化画面   63 ON/OFFボタン   64 可塑化前加圧条件設定欄   65 加圧力設定欄   66 加圧時間設定欄

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