技術分野
塗布対象にフラックス液を塗布する技術
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、のような塗布装置においては、塗布に用いるフラックス液は密封された液剤タンクに貯留され、この液剤タンクに貯留されたフラックス液に供給ホースの一端が挿入される。そして、液剤タンクの内部に気体を供給して液剤タンクの内部を加圧することで、液剤タンクからノズルに供給ホースを介してフラックス液が供給される。
フラックス液の送出により、液剤タンクに貯留されたフラックス液の液面の高さは時間の経過とともに低下する。このため、液剤タンクの内部を一定圧に加圧したとしても、フラックス液の水頭差に起因して、液剤タンクから供給ホースに送出されるフラックス液の圧力は時間の経過とともに低下する。
また、供給ホースにおける圧力損失に起因して、液剤タンクからノズルに供給されるまでにフラックス液の圧力は低下する。このような圧力損失はフラックス液の粘度に依存し、周辺の温度が低いほどフラックス液の粘度が高くなり圧力損失は大きくなる。
このように、供給ホースを介してノズルに供給されるフラックス液の圧力は、季節や時間等に応じて変動する。ノズルがフラックス液を噴出する範囲は、ノズルに供給されるフラックス液の圧力に応じたものとなる。このため、ノズルがフラックス液を噴出する範囲は、季節や時間等に応じて変動する。
上述のように従来の塗布装置では、塗布対象となるプリント基板8においてフラックス液が塗布される範囲は、カバー部材88(図11参照。)の開口により規定される。このため、従来の塗布装置では、ノズルがフラックス液を噴出する範囲が変動したとしても問題は生じなかった。
しかしながら、このようなカバー部材88は塗布対象とするプリント基板の機種ごとに用意する必要がある。また、カバー部材88に付着するフラックス液は無駄となり、カバー部材88に対する定期的な洗浄も必要となる。このようなことから、カバー部材88の使用はコスト高の一因となることから、カバー部材88の介在が不要となる塗布手法が望まれていた。この塗布手法を実現するためには、季節や時間等に関わらずノズルがフラックス液を噴出する範囲を略一定にすることが必要となる。
本発明は、課題に鑑みてなされたものであり、ノズルがフラックス液を噴出する範囲を略一定にする技術を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するため、請求項1の発明は、塗布対象にフラックス液を塗布する塗布装置であって、前記フラックス液を貯留する密封された液剤容器と、前記フラックス液を噴出するノズルと、前記液剤容器の内部に気体を供給して前記液剤容器の内部を加圧することで、前記液剤容器から前記ノズルへ導管を介して前記フラックス液を供給する加圧手段と、前記導管内の前記フラックス液の圧力を検出する検出手段と、前記検出手段に・・・ 続きを
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【発明の効果】
請求項1ないし
4 の発明によれば、フラックス液の圧力に基づいて液剤容器の内部の気体の圧力を調整することで、ノズルに供給されるフラックス液の圧力を略一定にする。これにより、ノズルがフラックス液を噴出する範囲を略一定できる。
また、特に請求項1ないし4の発明によれば、バルブが供給通路を開けてフラックス液を噴出させる期間に液圧制御を行わないため、フラックス液を噴出する期間中においてフラックス液を安定的に噴出させることができる。
また、特に請求項2の発明によれば、導管におけるノズルとの接続部の近傍に検出手段が設けられるため、導管における圧力損失の影響を受けずに、ノズルに実際に供給されるフラックス液の圧力を正しく検出できる。
また、特に請求項3の発明によれば、ノズルがフラックス液を噴出する範囲を略一定できるため、カバー部材の介在なしでも、塗布対象の限定された領域にフラックス液を正確に塗布できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、塗布装置の概要を示す図である。
【図2】 図2は、プリント基板の下面の例を示す図である。
【図3】 図3は、塗布装置の概略構成を示す図である。
【図4】 図4は、液剤供給部の構成を示す図である。
【図5】 図5は、第1の実施の形態の液圧制御部による処理の流れを示す図である。
【図6】 図6は、第1の実施の形態の検出値等の変化を示す図である。
【図7】 図7は、第2の実施の形態の液圧制御部による処理の流れを示す図である。
【図8】 図8は、第2の実施の形態の検出値等の変化を示す図である。
【図9】 図9は、塗布信号がオンの期間に液圧制御を行った場合の検出値等の変化を比較例として示す図である。
【図10】 図10は、塗布信号がオンの期間に液圧制御を行わない場合の検出値等の変化を示す図である。
【図11】 図11は、従来の塗布装置の概要を示す図である。
1 塗布装置
2 ノズル
4 気体
5 フラックス液
15 液圧制御部
24 ノズルバルブ
31 液剤タンク
33 電空レギュレータ
35 供給ホース
37 液圧センサ
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