特許6438291IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

超臨界発泡成形用ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品に関し、詳しくは、超臨界発泡成形時の破泡による空洞や膨れ等の欠陥の発生が抑制された超臨界発泡成形用ポリカーボネート樹脂組成物およびこれを用いて超臨界発泡成形した成形品

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、従来技術の問題点に鑑みて創案されたもので、ポリカーボネート樹脂の超臨界発泡成形における破泡による空洞や膨れ等の欠陥の発生が抑制された超臨界発泡成形用ポリカーボネート樹脂組成物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、課題を達成すべく、鋭意検討を重ねた結果、ポリカーボネート樹脂として、高分岐で特定の分子量を有するポリカーボネート樹脂及び直鎖状で低い分子量のポリカーボネート樹脂を用い、さらに安定剤を配合したポリカーボネート樹脂組成物が、課題を解決することを見出し、本発明を完成させるに至った。 本発明は、以下の超臨界発泡成形用ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品である。
【発明の効果】
本発明の超臨界発泡成形用ポリカーボネート樹脂組成物は、超臨界発泡成形時の破泡による空洞や膨れ等の欠陥の発生が抑制され、成形不良の問題がなく、安定して均一で微細な超臨界発泡成形品を得ることができる。かかる効果を発現する機構は、十分定かに解明されたわけではないが、構造粘性指数(N値)が1.2以上という分岐状のポリカーボネート樹脂とN値が1.2未満の直鎖状の低分子量のポリカーボネート樹脂を用いることで、ゴム状領域が拡大し伸長粘度が上昇し、さらに安定剤を配合することにより、超臨界発泡成形時の形成するセルの破れが十分抑制され、破泡による空洞や膨れ等の欠陥の発生を抑えるものと推察することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施例及び比較例で得られたポリカーボネート樹脂組成物の複素弾性率の結果を示すグラフ図である。

【図2】実施例及び比較例で得られたポリカーボネート樹脂組成物の伸長粘度測定の結果を示すグラフ図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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