特許6439473IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電動パワーステアリング装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

より適切な操舵感を得るためには、ばね項、粘性項および慣性項の値のバランスが必要とされる。しかし、各項の値は互いに独立して決まるため、各項の値のバランスによっては、つぎのようなことが懸念される。たとえば、ばね項に基づくばね反力が強く現れすぎて、その分、粘性項に基づく粘性反力(ダンピング)が弱く現れることが考えられる。このとき、運転者は操舵トルクの変化として粘性を感じにくい。逆に、粘性項に基づく粘性反力が強く現れすぎて、その分、ばね項に基づくばね反力が弱く現れることも考えられる。このとき、運転者は操舵トルクの変化として粘性をより強く感じる。 本発明の目的は、より適切な操舵感が得られる電動パワーステアリング装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成し得る電動パワーステアリング装置は、車両の操舵機構に付与される操舵補助力の発生源であるモータと、車両の操舵状態に応じて前記モータを制御する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、少なくとも操舵トルクに応じて操舵機構に付与すべき操舵補助力の基礎制御成分を演算する第1の演算部と、転舵輪の転舵角に応じて回転する回転軸の目標回転角を少なくとも操舵トルクに基づき演算する第2の演算部と、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、より適切な操舵感が得られる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図。

【図2】ECUの制御ブロック図。

【図3】EPSの第1の形態における目標ピニオン角演算部の制御ブロック図。

【図4】操舵角とヒステリシス制御量との関係を示すグラフ。

【図5】ピニオン角速度の絶対値と粘性成分との関係を示すグラフ。

【図6】目標ピニオン角の絶対値とばね成分との関係を示すグラフ。

【図7】ばね成分にヒステリシス制御量を加えたときの概念を示すグラフ。

【図8】ばね成分の特性勾配とゲインとの関係を示すグラフ。

【図9】(a)は目標ピニオン角にばね成分を除く反力成分(粘性成分、慣性成分、ヒステリシス成分)が加算される前における当該反力成分の特性を示すグラフ、(b)は目標ピニオン角にばね成分を除く反力成分(粘性成分、慣性成分、ヒステリシス成分)が加算された後における当該反力成分の特性を示すグラフ。

【図10】EPSの第2の形態における目標ピニオン角演算部の制御ブロック図。

【図11】目標ピニオン角にばね成分を除く反力成分(粘性成分、慣性成分、ヒステリシス成分)が加算されるときの目標ピニオン角とばね成分との関係を示すグラフ。

【図12】(a)は目標ピニオン角とばね成分との関係を示すグラフ、(b)は目標ピニオン角とばね成分の特性勾配との関係を示すグラフ。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10…電動パワーステアリング装置、20…操舵機構、22c…ピニオンシャフト(回転軸)、26…転舵輪、31…モータ、42…マイクロコンピュータ(制御装置)、61…基本アシスト成分演算部(第1の演算部)、62…目標ピニオン角演算部(第2の演算部)、63…ピニオン角フィードバック制御部(第3の演算部)、66,92…ヒステリシス制御量演算部(第2の反力成分演算部)、72…理想車両モデル(第1の反力成分演算部)、75,94…慣性モデル(第2の反力成分演算部)、78,91…粘性モデル(第2の反力成分演算部、粘性制御演算部)、81,82…補正部を構成する勾配ゲイン演算部、83,84…補正部を構成する乗算器、93…加算器(変更部)、Gvi、Ghy…ゲイン、Lsp…特性線、Ta1*…基本アシスト成分(基礎制御成分)、Ta2*…補正制御成分、Th…操舵トルク、Tsp*…ばね成分(第1の反力成分)、Tvi*…粘性成分(第2の反力成分)、Thy*…ヒステリシス制御量(第2の反力成分)、α…接線勾配、θs…操舵角、θta…転舵角、θp*…目標ピニオン角(目標回転角)。

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