特許6440303IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

対象認識装置、対象認識方法、およびプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来の畳み込みニューラルネットワークを利用した対象認識技術は、学習画像に複数の対象が存在する場合には自動的に所望する一つの対象に絞り込むことができないため、上述したように画像に含まれる対象が含まれる複数の領域を一つずつ手動により指定する必要があった。 すなわち、従来の畳み込みニューラルネットワークを利用した対象認識技術における学習プロセスは、1つの認識対象画像に対して1つのラベルを付与して学習データを作成する必要があるので、領域指定のための負担が大きい。また、対象の認識精度を高めるための学習プロセスの処理対象となる画像(以下、教師画像)を畳み込みニューラルネットワークの処理専用に作成して記憶させる必要がある。 また、従来の畳み込みニューラルネットワークを利用した対象認識技術における認識プロセスは、認識対象が物体などの輪郭が明確なものが多く、教師画像も物体の輪郭等が明確なものであることが多い。このことから、特定の物体の判断が困難な画像に対しては良好な認識精度を発揮することができなかった。例えば、秋葉原、浅草などの街全体の風景のように、多数の物体が含まれている画像や、特定の物体を判別しにくい画像や、画像内に近距離物体が遠距離物体とが混在している画像や、サイズが大きく異なる物体が混在している画像などを高い認識精度で処理することができなかった。 さらに、従来の畳み込みニューラルネットワークを用いた対象認識技術に限らず、既存の他の対象認識技術においても同様の問題があった。 そこで本発明は、の課題に鑑みてなされたものであって、より高い認識精度で画像内の主な対象および当該対象の位置を判定することができる対象認識装置、対象認識方法、およびプログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)本発明の一態様は、認識対象画像に任意面積の候補領域を複数設定する画像変換部と、前記画像変換部により設定された各候補領域に含まれる画像情報に対して認識処理を行い、前記各候補領域に対象候補ごとの確信度を計算する認識計算部と、前記認識対象画像の各位置において、当該位置で重複する複数の候補領域について、前記認識対象画像に含まれる対象候補を表す各クラスIDごとに、前記確信度を合計した評価値を算出し、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の一態様によれば、より高い認識精度で画像内の主な対象および当該対象の位置を判定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明を適用した実施形態の対象認識装置1の機能的な構成を示すブロック図である。

【図2】本発明を適用した実施形態の対象認識装置1の一構成例を示すブロック図である。

【図3】タワー状建造物を近距離且つ下方から撮像した学習画像P10を示す図である。

【図4】建造物を遠距離且つ上方から撮像した学習画像P11を示す図である。

【図5】建造物を夜間において撮像した学習画像P12を示す図である。

【図6】本発明の実施形態として示す対象認識装置1における認識処理の手順を示すフローチャートである。

【図7】本発明を適用した対象認識装置1に入力される認識対象画像に設定された候補領域と、候補領域ごとの確信度の一例を示す図である。

【図8】本発明を適用した対象認識装置1における確信度および面積と候補領域との関係を示す図である。

【図9】本発明を適用した対象認識装置1において、マップ生成部16により作成されたマップを例示した図である。

【図10】比較例としての認識対象画像P1に設定された候補領域の一例を示す図である。

【図11】比較例としての認識対象画像P1に設定された他の候補領域の一例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…対象認識装置、12…画像変換部、14…認識計算部、16…マップ生成部、18…位置算出部、20…インターフェース部、22…学習画像蓄積部、200…画像処理装置、202…画像生成部、204…AR処理部

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