特許6442367IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

バイオマス原料由来の木酢液の凝集処理剤及びその凝集処理剤を用いた処理方法に関し、詳しくは生物処理のような二次処理が可能な凝集分離水を得ることができるバイオマス原料由来の木酢液の凝集処理剤及びその凝集処理剤を用いた処理方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

の木酢液を生物処理しようとしても、pHが低すぎるために生物が死滅し、処理できない。そこで、pHを中性程度にする中和処理が考えられるが、処理剤の消費が多く、コスト的にプロセスとして実現しにくい。 また、のような中和処理が行われたとしても、該木酢液は、高濃度のBOD源である多種有機物を含み、これらの多種有機物の存在により水に可溶状態となったタール成分を含む。この可溶状態のタール成分は、防腐剤に含まれる成分であって生物に対する毒性が強いので、直接生物処理を行うことができない問題点が存在している。 このように、バイオマス発電を行うためには、バイオマス燃料の乾燥及び乾留が必須であるにもかかわらず、その結果発生する木酢液の処理方法が確立されていないのが実情であった。 従来、高濃度のBODを含む木酢液を燃焼して処理する方法を採用している例があるが、木酢液成分の大部分は水であるので、燃焼のために供給されるエネルギーのほとんどは、水の蒸発に使われてしまう。水の蒸発に消費される熱エネルギーとしては、従来、石油等の化石燃料や電力が用いられてきた。化石燃料の使用は、地球資源枯渇の問題に直結し、電力の使用は、バイオマス発電する意味そのものが問われる深刻な問題となる。 このため、極力木酢液を排出しないようにすればよいが、それはすなわち木質バイオマスによる発電を制限することとなり、発電量が低下する問題がある。 問題点に鑑みて、本発明の課題は、生物処理のような二次処理が可能な凝集分離水を得ることができるバイオマス原料由来の木酢液の凝集処理剤及びその凝集処理剤を用いた処理方法を提供することにある。 また本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題は、以下の各発明によって解決される。
【発明の効果】
本発明によれば、生物処理のような二次処理が可能な凝集分離水を得ることができるバイオマス原料由来の木酢液の凝集処理剤及びその凝集処理剤を用いた処理方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の凝集処理剤を用いた木酢液の処理方法の一例を示す説明図

【図2】本発明の凝集処理剤を用いた木酢液の処理方法の他の例を示す説明図

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1:凝集処理槽   1´:回分式の凝集処理槽   10:撹拌機   11:撹拌機用モータ   12:ポンプ   2:重力沈降式の沈殿槽   20:汚泥撹拌機用モータ   21:汚泥掻き寄せ機   22:汚泥排出管   3:生物処理槽   3´:バッチ式の生物処理槽   30:ブロア   31:散気管   32:ポンプ   4:重力沈降式の汚泥沈殿槽   40:汚泥撹拌機用モータ   41:汚泥掻き寄せ機   42:返送汚泥管   43:汚泥管   13、14:配管

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