特許6444706IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

屋根に葦設する太陽光電池モジュールに関する。 近年、地球温暖化や化石燃料の枯渇が問題化し、地球環境とエネルギーに対する関心が急速に高まっている。この状況下、環境負荷の少ないエネルギー源として太陽光エネルギーを利用する機器が急速に普及している。光起電効果により太陽光を電力に変換する太陽光発電器、或いは太陽光の熱エネルギーで熱水を作り出す太陽光熱交換器が代表例である。このなかで、地上へ伝播する光を利用し発電を行うモジュールを太陽光電池モジュールという。 太陽光電池モジュールの基本構造はパネルとフレームであり、パネルを四方からフレームで挟み込むことで1つのモジュールと成る。このモジュールの設置態様の1つは、建物の屋根上設置である。屋根への設置形態としては、尾根瓦やストレート材を屋根に葺く代わりに、太陽光電池モジュールを屋根に直接敷く態様が提案されている。すなわち、太陽光電池モジュールが屋根建材を兼ねる。屋根建材を兼ねた太陽光電池モジュールは、意匠の向上、施工の容易化、屋根瓦等の省略による住宅建築コストの削減の観点から注目されている。 モジュール自体は、長期間の耐用年数を有するように設計されている。また、モジュールが屋根建材を兼ねる場合には、モジュール自体の耐久性や強度だけでなく、屋根建材として、風雨、降雪、粉塵、過酷な温度差、予期せぬ飛来物等に備えるために、一定の設置強度、耐火性等の基準をクリアする必要がある。そのため、モジュールを屋根に固定するために専用の留め具を使用する方法が知られている。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、太陽光電池モジュールを屋根建材として使用する場合には、一定の耐久性や耐火性が求められる。そのため、太陽光電池モジュールのフレームとしては、金属、特にアルミが用いられる。 この様な太陽光電池モジュールの設置方法としては、パネルを挟み込んだフレームを屋根に確実に固定するために、専用の金具を用いることが一般的である。その場合には、専用の金具を使用しその太陽光電池モジュール独自の葦設手順に従う必要がある。そのため、葦設には、手間や時間、コストが掛かっていた。 上述した課題を解決するためになされたものであり、従来の瓦と同一の手順で葦設可能であり、且つ、発電効率に優れた太陽光電池モジュールを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の実施形態における太陽光電池モジュールは、の目的を達成するために、以下の構成を有することを特徴とする。 (1)露光方向に対して受光面を向けて太陽電池セルを配置し、屋根上に葦設可能な矩形型の太陽光電池モジュールである。 (2)前記矩形の棟側辺に前記受光面とは反対側に突出する突起部を備える。 (3)前記矩形の棟側辺に設けられる前記屋根の野地板に設置された桟木に対する固定部材を挿通する挿・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の実施形態におけるモジュールの設置態様を示す図である。

【図2】第1の実施形態におけるモジュールの平面図である。

【図3】第1の実施形態におけるモジュールの断面図である。

【図4】第1の実施形態におけるモジュールの斜視図である。

【図5】第1の実施形態におけるカートリッジ部の平面図である。

【図6】第1の実施形態におけるカートリッジ部のフレーム部の分解図である。

【図7】第1の実施形態におけるカートリッジ部のフレーム部の断面図である。

【図8】第1の実施形態におけるカートリッジ部のフレーム部と繋止部材の繋止状態を示す図である。

【図9】第1の実施形態におけるベース部の断面図である。

【図10】第1の実施形態のモジュール1を葺設した場合の断面図である。

【図11】第1の実施形態のモジュール1に設置する電池セルを示す図である。

【図12】第1の実施形態のモジュール1に吹き込む雨水の様子を示す断面図である。

【図13】第1の実施形態のモジュール1上を流れる雨水の様子を示す平面図である。

【図14】繋止孔及び繋止部材の他の形態を示す図である。

【図15】第2の実施形態のモジュール1に設置させる水切り部を示す平面図である。

【図16】第2の実施形態の水切り部の設置態様を示す平面図である。

【図17】他の実施形態のベース部を示す断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1A,1B,1C…モジュール   1a…棟側辺   1b…軒側辺   1c…左辺   1d…右辺   1e…梁   2…野地板   3…ルーフィングシート   4…桟木   5…瓦   6a…突起部   6b…垂れ   7…挿通穴   8…固定用部材   9a,9b,9c…雨水処理部   91a,91b,91c…排出口   10a〜10e…雨水排水部   11…嵌合部   11a…凹部   12…フック   13…引っ掛け部   14…カートリッジ部   15…ベース部   16…太陽電池セル   17…パネル   18…耐火部材   19…フレーム   19a〜19d…フレーム部材   20a…繋止孔   20a…ビス   20b…繋止部材   20c…インサートナット   20d…ビス   21a…溝   21b…溝   22…孔   25a…溝   25b…突起   26…水切り部   27…傾斜   28…インサートナット   A…雨水の流れ   B…雨水の流れ   X、Y、Z…空隙  

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