技術分野
電流遮断機構を有する封口体を備えた円筒形電池
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
組電池を作製するために円筒形電池同士を接続する場合、正極端子である封口体と負極端子である外装缶にリード板を抵抗溶接で接続する手法が一般的に用いられていた。近年、特許文献2に記載されているように組電池内の電池に異常が生じた場合に電池間の接続を遮断する機能を組電池に付与するため、超音波溶接法を用いてアルミニウムワイヤーを接続するワイヤーボンディングが電池間の接続方法として採用されている。
封口体にアルミニウムワイヤーを超音波溶接法を用いて接続する場合、超音波がアルミニウムワイヤーを媒体として封口体に加振される。このように超音波が封口体に加振されると、封口体の内部にも振動が伝わるため、弁体と金属板の接続部の破断や、金属板の絶縁部材に対する位置ズレが生じるおそれがある。
特許文献1に開示された封口体であれば、弁体、絶縁部材、及び端子板が互いに固定されるためのような課題が生じる可能性は低い。しかし、特許文献1は封口体に超音波が加振される場合を想定していない。
本発明はに鑑みてなされたものであり、封口体に超音波などが加振された場合であっても破損しにくい電流遮断機構を有する円筒形電池を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するために本発明の一態様に係る円筒形電池は、正極板と負極板がセパレータを介して巻回された電極体と、電解液と、有底円筒状の外装缶と、外装缶の開口部にガスケットを介してかしめ固定された封口体と、を備え、
封口体が、環状の突起部を有する弁体、弁体の突起部の内周に配置されるとともにスカート部を有する絶縁部材、及び絶縁部材のスカート部の内周部に配置されるとともに弁体の中央部に接続され・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば電流遮断機構を構成する弁体、絶縁部材、及び金属板が三位一体で固定されるため、封口体に超音波が加振されてもその機能が損なわれることが防止される。また、本発明によれば電池外部からの衝撃や振動が加えられた場合にも電流遮断機構の誤作動などが防止されるため品質に優れた円筒形電池を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一実施態様に係る円筒形の非水電解液二次電池の断面斜視図である。
【図2】 図2は、本発明の一実施態様に係る封口体の断面図である。
【図3】 図3は、本発明の一実施態様に係る弁体の電池内方から見た平面図である。
【図4】 図4は、本発明の一実施態様に係る弁体の変形例の電池内方から見た平面図である。
【図5】 図5は、本発明の一実施態様に係る封口体の変形例の断面図である。
【図6】 図6は、本発明の一実施態様に係る封口体の変形例の断面図である。
【図7】 図7は、本発明の一実施態様に係る封口体の変形例の断面図である。
【図8】 図8は、従来例に係る封口体の断面図である。
10 非水電解液二次電池
11 封口体
12 端子キャップ
13 弁体
13b 突起部
13c 薄肉部
14 絶縁部材
14a スカート部
15 金属板
15a 薄肉部
16 正極板
17 負極板
18 セパレータ
19 電極体
23 外装缶
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