特許6527487IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

(関連出願の相互参照)
本願は、2010年3月1日出願の米国特許仮出願第61/309,193号の優先権
を主張する。 (発明の分野)
本発明は、多能性幹細胞を分化させる方法を目的とする。具体的には、本発明は、膵内
分泌系に特徴的なマーカーを発現している細胞へと分化させた細胞を、特有の表面マーカ
ーを利用して性質決定する方法を提供する。本発明は、膵内分泌系に特徴的なマーカーを
発現している細胞を、濃縮又は選別する方法も提供する。本発明は、本発明の方法により
形成される膵内分泌系に特徴的なマーカーを発現している細胞集団に混入する恐れのある
細胞を枯渇させることで、移植後にインビボで形成される腫瘍の発生率を減少させる方法
も提供する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

多能性幹細胞から得られた細胞により発現されているマーカーを同定することで、これ
らの細胞に対する理解を深めることができ、インビボ及びインビトロでのそれらの同定の
一助となる場合があり、並びに研究及び使用に際しては、インビトロにおいて、それらの
発現が陽性である細胞を濃縮することが可能になり得る。したがって、多能性幹細胞から
誘導された細胞、具体的には、膵内分泌系に特徴的なマーカーを発現している細胞を、単
離及び特徴付けするのに有用なツールが未だに必要とされている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

一実施形態では、本発明は、多能性幹細胞集団を、膵内分泌系に特徴的なマーカーを発 現している細胞集団へと分化させる方法を提供し、この方法は以下の工程を含む: a.多能性幹細胞集団を培養する工程、 b.多能性幹細胞集団を、胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現している細胞集団へ と分化させる工程、 c.胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現している細胞集団を、初期腸管系に特徴的 なマーカ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】細胞集団CD56+CD13-、CD56-CD13-及びCD56-CD13+での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量(Fold expression)は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図1-1】細胞集団CD56+CD13−、CD56−CD13−及びCD56−CD13+での、NKX2.2(パネルe)及びPAX4(パネルf)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量(Fold expression)は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図2】CD133に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図2-1】CD133に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NKX2.2(パネルe)及びPAX4(パネルf)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図3】CD49cに対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図4】CD56及びCD15に対する抗体を用いて選別した細胞集団における、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図4-1】CD56及びCD15に対する抗体を用いて選別した細胞集団における、インスリン(パネルe)及びグルカゴン(パネルf)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図5】CD15に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図5-1】CD15に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NKX2.2(パネルe)、PAX−4(パネルf)、グルカゴン(パネルg)及びインスリン(パネルh)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図6】CD56及びCD57に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図6-1】CD56及びCD57に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NKX2.2(パネルe)、インスリン(パネルf)、及びグルカゴン(パネルg)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図7】CD56及びCD184に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、ZIC1(パネルa)、アルブミン(パネルb)、CDX2(パネルc)、NGN3(パネルd)、PAX4(パネルe)、及びNEUROD(パネルf)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図7-1】CD56及びCD184に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NKX6.1(パネルg)、PTF1 α(パネルh)、及びPDX1(パネルi)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図8】CD98に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、インスリン(パネルc)、及びグルカゴン(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図9】CD47に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NEUROD(パネルa)、NGN3(パネルb)、PDX1(パネルc)、及びNKX6.1(パネルd)、の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図9-1】CD47に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、NKX2.2(パネルe)及びPAX4(パネルf)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図10】CD47に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、PDX−1(パネルa)、NKX6.1(パネルb)、NKX2.2(パネルc)、及びPAX−4(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図10-1】CD47に対する抗体を用いて選別した細胞集団での、PTF1a(パネルe)、NGN3(パネルf)、インスリン(パネルg)及びグルカゴン(パネルh)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図11】LIF受容体に対する抗体を用いて選別した細胞集団における、HNF4 α(パネルa)、及びLIF受容体(パネルb)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、実施例1に概略される分化プロトコルの、ステージIIの2日目の選別されていない細胞と比較して示す。

【図12】SSEA4を発現している細胞を磁気ビーズを用い枯渇させた細胞集団での、OCT4(パネルa)、NANOG(パネルb)、SOX2(パネルc)、及びグースコイド(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

【図13】SSEA4を発現している細胞をFACSを用い枯渇させた細胞集団における、OCT4(パネルa)、NANOG(パネルb)、SOX2(パネルc)、及びグースコイド(パネルd)の発現を、リアルタイムPCRによる検出結果として示す。発現量は、未分化のH1胚性幹細胞と比較して示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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