特許6566351IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

積層鉄心および静止電磁機器

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1,2の技術は、何れも薄板状磁性材料を衝合(突き合わせ)しつつ積層することによって積層鉄心を構成している。ここで、衝合箇所に形成されるギャップは磁気抵抗が大きいため、各磁性材料を流れる磁束は、ギャップ部分では、最隣接の磁性材料内を迂回するように流れる。衝合位置を一層毎に交互にずらしたと仮定し、積層鉄心の表面以外に配置された磁性材料に着目すると、「最隣接の磁性材料」とはギャップを挟んで対向する2面の磁性材料である。一方、積層鉄心の表面に配置された磁性材料に着目すると、「最隣接の磁性材料」とは、ギャップの内側に隣接する1面の磁性材料になる。すると、表面に配置された磁性材料のギャップ部分では、この「内側に隣接する1面の磁性材料」に集中して磁束が流れ、鉄損が大きくなるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、鉄損を抑制できる積層鉄心および静止電磁機器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため本発明の積層鉄心にあっては、複数の薄板状磁性材料の厚さ方向の面を衝合して単一層を形成し、複数の前記単一層を積層して構成され、前記各単一層における衝合箇所を、一または複数の前記単一層毎に変更してなる積層鉄心本体と、前記積層鉄心の表面に配置された前記単一層における前記衝合箇所に、当該衝合箇所を覆うように固着されたパッチ状磁性材料とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
本発明の積層鉄心および静止電磁機器によれば、鉄損を抑制できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(a)本発明の第1実施形態の積層鉄心の外観を示す斜視図、および(b)その要部の断面図である。

【図2】(a)比較例1の積層鉄心の外観を示す斜視図、および(b)その要部の断面図である。

【図3】第2実施形態の積層鉄心の要部の断面図である。

【図4】比較例2の積層鉄心の要部の断面図である。

【図5】第3実施形態の積層鉄心の要部の断面図である。

【図6】比較例3の積層鉄心の要部の断面図である。

【図7】第4実施形態の積層鉄心の外観を示す斜視図である。

【図8】第5実施形態の積層鉄心の外観を示す斜視図である。

【図9】変形例の要部の断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1a〜1f 薄板状磁性材料(磁性材料)   3 ステップラップ接合箇所   4a〜4f 磁束   5a〜5f ギャップ(衝合箇所)   10 積層鉄心本体   10Y 継鉄部   10U,10V,10W 磁脚部   20〜27 パッチ状磁性材料   30〜35 パッチ状磁性材料   40 積層鉄心本体   40Y 継鉄部   40P,40S 磁脚部   50〜53 パッチ状磁性材料

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