特許6576825IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

木造柱を基礎に高い接合耐力で接合することが可能であると同時に、構造が簡単で、高精度かつ低コストで構成することが可能で、設置施工性も良好な木造柱の柱脚部接合構造

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

背景技術の後者の構造では、柱に、これを傾かせる水平方向の横方向外力が作用すると、横方向外力が入力される側で、柱の柱脚部に引き抜き引張力が発生し、アンカーボルトに最も近い位置のラグスクリューは、他の位置のラグスクリューよりも極端に大きな負荷を負担することとなって、他の位置のラグスクリューよりも先行して引き抜けてしまったり、あるいは柱脚部に亀裂が入って柱が破壊されてしまい、結果的に、柱脚部の接合構造としては十分に余裕があるにも拘わらず、アンカーボルトに最も近い位置のラグスクリューによって接合箇所の耐力が決まってしまうという課題があった。 他方、背景技術の前者の構造では、柱脚金物に関し、部品点数が多く構造が複雑であると共に、溶接接合で組み立てられるので、溶接熱による歪みなどのため、精度よく製作することが困難であり、また、鋼材使用量が多く、組立作業も煩雑で、高コストであるという課題があった。 本発明は従来の課題に鑑みて創案されたものであって、木造柱を基礎に高い接合耐力で接合することが可能であると同時に、構造が簡単で、高精度かつ低コストで構成することが可能で、設置施工性も良好な木造柱の柱脚部接合構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明にかかる木造柱の柱脚部接合構造は、木造柱の柱脚部を基礎に接合するための木造柱の柱脚部接合構造であって、基礎に設置される1枚のベース板と、基礎にそれぞれ定着されると共にベース板の縁辺に近接する位置で該ベース板にそれぞれ接合され、該基礎に該ベース板を接合する複数のアンカーボルトと、該各アンカーボルト個々に対し、当該アンカーボルトをベース板の縁辺との間で包囲する配列で一群・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明にかかる木造柱の柱脚部接合構造にあっては、木造柱を基礎に高い接合耐力で接合することができると同時に、構造が簡単で、高精度かつ低コストで構成することができ、優れた設置施工性も発揮することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る木造柱の柱脚部接合構造の好適な一実施形態を示す側面図である。

【図2】図1中、A−A線矢視断面図である。

【図3】図1中、B部拡大斜視図である。

【図4】本発明に係る木造柱の柱脚部接合構造の第1変形例を示す一部破断側面図である。

【図5】図4中、C−C線矢視断面図である。

【図6】第1変形例の変形形態を示す図5に対応する断面図である。

【図7】本発明に係る木造柱の柱脚部接合構造の第2変形例を示す一部破断側面図である。

【図8】図7中、D−D線矢視断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 木造柱   1a 柱脚部   2 基礎   3 ベース板   3a ベース板の縁辺   3b ベース板の短辺   4 アンカーボルト   5,5a,5b,5c 接合具   8 切り欠き部   d アンカーボルトと接合具との距離   k ベース板の板面の中心とアンカーボルトとを結ぶ線分   Z ベース板の板面の中心

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