技術分野
油圧スイッチ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、油圧スイッチの油路にオリフィスを設けることで、サージ圧、油圧振動を減衰させることができるが、圧力の応答性が悪くなるという制御上の問題が発生していた。そのため、オリフィスとは別にサージ圧、油圧振動に対する対策を講じる技術が要望されている。
例えば、図9〜図12はその一例を説明するための図である。図9〜図12に示すように、油圧スイッチには、導電性のディスクシート111に対向してターミナル112が設けられ、ターミナル112の下端の周囲に凹み110が設けられていたが、サージ圧、油圧振動によりディスクシート111に過剰な圧力が加わる場合がある。この場合、図11に示すように、凹み110にディスクシート111が入り込むまで湾曲し、塑性変形することで製品性能が悪化し、信頼性が低下する問題があった。そこで、この対策として、凹み110において、ディスクシート111側が平面の支持部材113を設けることが考えられる。これにより、ディスクシート110に過剰な圧力が加わっても、支持部材113が広い面積でディスクシート111を支持するので、ディスクシート111の塑性変形防止が可能である。
しかし、のように、油圧スイッチの使用環境は油中であり、この油中には、金属粉や塵埃などのコンタミネーションと呼ばれる異物が存在する。このため、図12のように、ターミナル112の周囲に広い面積の支持部材113が存在する構成で、ディスクシート111と支持部材113の平面との間に異物が入り込むと、ディスクシート111とターミナル112が接触不良となり、信頼性が低下する問題があった。
本発明は、サージ圧、油圧振動に耐えうるとともに、異物による接触不良を抑制可能な信頼性の高い油圧スイッチを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の油圧スイッチは、次のような構成を備えることを特徴とする。
(1)中空の筐体。
(2)前記筐体内に設けられ、一端側が開口した油導入空間部。
(3)前記油導入空間部の他端側に配置され、前記油導入空間部に加わる油圧により変形する可撓性の導電部材。
(4)前記導電部材を挟んで前記油導入空間部とは反対側に配置され、前記導電部材が油圧により変形した際に前記導電部材との接触部分である端子を備えたタ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明においては、過度なサージ圧、油圧振動があっても、対向面の凸部が可撓性の導電部材を支持することで規制するので、可撓性の導電部材の塑性変形を防止できる。また、油中に異物が存在していても、対向面の凸部の周囲の凹みに入り込むので、可動性の導電部材と端子との隙間に異物が入り込んで生じる接触不良を抑制することができる。従って、サージ圧、油圧振動に耐えうるとともに、異物による接触不良を抑制可能な信頼性の高い油圧スイッチを得ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、第1油圧スイッチの断面図である。
【図2】 図2は、図1の接点部周辺の部分拡大図である。
【図3】 図3は、対向面の底面図である。
【図4】 図4は、対向面の下端部における周方向の一部断面図である。
【図5】 図5は、第1実施形態の変形例に係る油圧スイッチの接点部周辺の部分拡大断面図である。
【図6】 図6は、第1実施形態の変形例に係る対向面の底面図である。
【図7】 図7は、凸条の変形例を示す図である。
【図8】 図8は、凸条の変形例を示す図である。
【図9】 図9は、従来技術の課題を説明するための図であり、無圧時の油圧スイッチを示す。
【図10】 図10は、従来技術の課題を説明するための図であり、加圧時の油圧スイッチを示す。
【図11】 図11は、従来技術の課題を説明するための図であり、異常圧時の油圧スイッチを示す。
【図12】 図12は、従来技術の課題を説明するための図であり、無圧時の油圧スイッチを示す。
1…筐体、2…油導入空間部、3…スイッチ収容部、5…段部、6…溝、7…シール材、8…可撓性板材、9…押圧リング、10…加締め部、11…導電部材、12…ターミナル部材、12a…端子、13…絶縁部材、13a…対向面、14…凸部、14a…凸条、14b…突起、15…空間、16…穴
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