特許6585519IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

Nb3Sn超電導線材を製造するための超電導線材製造用前駆体、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明はこうした状況の下でなされたものであって、その目的は、良好な超電導特性を発揮すると共に、曲げ応力に対する強度を効果的に向上させたNb3Sn超電導線材を得るための前駆体、および該前駆体を用いた前記Nb3Sn超電導線材の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成することのできた本発明の超電導線材製造用前駆体とは、 外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群を有する複合部材からなるNb3Sn超電導線材の前駆体であって、 前記複合線材群は、下記(a)および(b)の2種類のエレメント線材を有しており、下記(a)のNbエレメント線材中のNb若しくはNb基合金芯と補強用金属芯との合計断面積に占める前・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の超電導線材製造用前駆体は、前記構成、特には、前駆体の構成要素としての複合線材群のうち、Nbエレメント線材を、Nb若しくはNb基合金芯と、補強用金属芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設された構造とし、かつNb若しくはNb基合金芯と補強用金属芯との合計断面積に占める前記補強用金属芯の断面積の割合を適切な範囲としたため、良好な超電導特性を発揮すると共に、高い強度を有するNb3Sn超電導線材を実現できる。更に本発明では、補強用金属芯が、Nb若しくはNb基合金芯と一体となっているため、製造性を高めることができ、かつより均一な補強用金属芯の配置が可能である。更には、拡散熱処理後に脆くなるNb3Sn芯に隣接して補強用金属芯が存在する構造となるため、大きな補強効果が得られる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】内部Sn法に適用される超電導線材製造用前駆体の基本構成例を模式的に示した断面図である。

【図2】従来技術における超電導線材製造用前駆体の構成例を模式的に示した断面図である。

【図3】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成例を模式的に示した断面図である。

【図4】本発明の超電導線材製造用前駆体の他の構成例を模式的に示した断面図である。

【図5】補強用金属芯割合と、臨界電流密度Jcおよび0.2%耐力との関係を示した図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,11 超電導線材製造用前駆体   2 NbまたはNb基合金芯(Nb芯材)   3 SnまたはSn基合金芯(Sn芯材)   4 Cuマトリクス   4a 安定化銅層   6 拡散バリア層   7,7a Nbエレメント線材   8 Snエレメント線材   14 補強用金属芯

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