技術分野
ステータの外周囲に配されたアウターロータを備える回転電機
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
このように径方向に磁化された磁石の場合、ステータコイルへの電流印加に伴い、磁石に、その磁化の向きと逆向きの磁界がかかり、当該磁石の減磁を招くことがあった。具体的には、ステータコイルへの電流印加に伴い生じる磁束の一部は、ティースからロータコアに、あるいは、ロータコアからティースへと流れるが、このロータとティースとの間において、磁束は、径方向に流れやすい。この径方向に流れる磁束の一部は、磁石内を通過するが、この磁石内を通過する磁束の向きが、当該磁石の磁化の向きと逆であると、磁石の磁力が低下する減磁が生じる。減磁が生じると、当然ながら、マグネットトルクが低下し、ひいては、回転電機の出力トルクが低下する。
特許文献2には、一つのロータと、当該ロータの外周囲および内周囲に配された二つのステータと、を有するデュアルステータ型回転電機が開示されている。この特許文献2におけるロータの磁石は、周方向に磁化されている。そのため、特許文献2の構成によれば、上述した、磁石の減磁を低減できる。しかし、特許文献2では、磁石の周方向間隔が、ティースの周方向間隔とほぼ同じであった。そのため、ロータコアにおいて、リラクタンストルク用の磁束が流れる磁路を十分に確保できず、リラクタンストルクが十分に確保できなかった。
本発明は、ステータの外周囲に配されたロータを有する回転電機であって、当該ロータの磁石の減磁をより効果的に防止しつつ、リラクタンストルクを十分に確保できる回転電機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の回転電機は、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されたステータコイルと、を含むステータと、前記ステータの外周囲に配されるアウターコアと、周方向に間隔を開けて並ぶ複数のアウター磁石と、を含む、環状のアウターロータと、を備え、前記ステータコアは、環状のヨークと、前記ヨークの外周から径方向外側に突出する複数のアウターティースと、を有し、前記複数のアウター磁石は、周方向、かつ、周方向に隣接・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、磁化の向きと逆向きでアウター磁石を通る磁束を低減できるため、アウター磁石の減磁を効果的に防止できる。また、アウター磁石の間隙の周方向距離が、アウターティースの周方向の配置ピッチの1.5倍以上であるため、リラクタンストルク用の磁束の磁路を十分に確保でき、リラクタンストルクを十分に確保できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施形態である回転電機の概略的な縦断面図である。
【図2】 回転電機の横断面図である。
【図3】 アウター磁石を周方向に磁化した場合の磁束の流れを示すイメージ図である。
【図4】 アウター磁石を径方向に磁化した場合の磁束の流れを示すイメージ図である。
【図5】 アウター磁石の位置およびサイズを説明する図である。
【図6】 ステータコイルの他の巻回方式と磁束密度を示す図である。
【図7】 ステータコイルの他の巻回方式と磁束密度を示す図である。
【図8】 アウターロータの他の例を示す図である。
【図9】 回転電機の他の例を示す図である。
10 回転電機、14 ステータ、16 インナーロータ、18 アウターロータ、20 回転軸、22 連結部材、26 ステータコア、28 ステータコイル、29 ヨーク、30 インナーティース、31 インナースロット、32 アウターティース、33 アウタースロット、34 インナーコア、36 インナー磁石、38 アウターコア、38a コア片、39 磁石収容部、40 アウター磁石。
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