技術分野
天然ゴムの処理方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述のように、天然ゴムの臭気を除去すべく種々検討が行われているが、例えば、特許文献1のように、酵素処理、ケン化等により天然ゴムラテックスから不純物を除去して高純度化する方法は、ラテックスには有効であるものの、天然ゴム流通の大部分を占める凝固ゴムの状態には、対応できない。また、工程が複雑であり、コスト及び時間がかかるという問題があった。他方、特許文献2、3のように、凝固ゴムをアルカリ溶液で処理する方法では、臭気は低減するものの、本発明者らの検討の結果、処理された天然ゴムの物性、特に耐熱老化性が劣るという問題があることが判明した。また、一度処理を行っても保管の間に再度腐敗が進み、臭気が発生するという問題があることも新たに判明した。
このように、容易に入手できる固形状の天然ゴムを簡便に臭気低減し、かつ脱臭効果が持続し、また物性も保持できる技術はまだ存在していなかった。
本発明は、前記課題を解決し、固形状の天然ゴムの臭気を低減し、脱臭効果が持続し、かつ、耐熱老化性等の物性も低下させない天然ゴムの処理方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、脱蛋白処理されていない固形状の天然ゴムを塩基性溶液に接触させる塩基処理工程、及び、該塩基処理工程により得られる塩基処理天然ゴムのpHを2〜7に調整するpH調整工程、を含む天然ゴムの処理方法
【発明の効果】
本発明によれば、脱蛋白処理されていない固形状の天然ゴムを塩基性溶液に接触させる塩基処理工程、及び、該塩基処理工程により得られる塩基処理天然ゴムのpHを2〜7に調整するpH調整工程、を含む天然ゴムの処理方法であるので、耐熱老化性等の物性を低下させずに、固形状の天然ゴムの臭気を低減でき、かつ、脱臭効果を持続させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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