技術分野
家庭系生ごみや食品製造工場などの事業系生ごみから排出される、生ごみなどに含まれる卵殻等のカルシウムを含有するメタン発酵不適物を除去する装置を備えた膜分離メタン発酵装置に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1の方法は、卵殻や貝殻等の沈降に時間がかかるため沈降槽を大きなものにする必要があり、沈降が不十分な状態で膜分離槽に送ると膜へのカルシウムの析出による目詰まりや、配管へのスケール生成による閉塞の問題がある。
特許文献2の方法は、メタン発酵槽内のカルシウム濃度を低下させるために相当量の濃度調整液をメタン発酵槽に返送する必要があってメタン発酵槽が大型になり、また、カルシウムを除去するための炭酸ソーダの使用にコストがかかるという問題もある。
本発明の目的は、卵殻等のカルシウムを含有するメタン発酵不適物を含む有機性廃棄物から、配管トラブル等を引き起こす卵殻等のカルシウムを含有するメタン発酵不適物を安価に効率よく除去できる膜分離メタン発酵装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、課題を解決するべく鋭意検討の結果、従来の沈降分離方式から、装置内に縦方向の旋回流を発生させて、生ごみ等の有機性廃棄物スラリーを流動させることで、比重の大きい卵殻等のカルシウムを含有するメタン発酵不適物を短時間に効率よく分離でき、しかも、この方法は適応可能な有機性廃棄物スラリーの粘度範囲が広いことを見出した。より具体的には、攪拌分離槽に攪拌羽根を2段に設けて旋回流を形成させ、・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、卵殻等のカルシウムを含有するメタン発酵不適物を含む有機性廃棄物から、このメタン発酵不適物を短時間に効率よく分離して膜分離メタン発酵を円滑に行うことができる。さらに、カルシウムを含有するメタン発酵不適物の除去装置によって、幅広い粘度範囲の有機性廃棄物スラリーに対して適用可能であるため、処理対象である有機性廃棄物の性状が変動した場合であっても安定して効率よく膜分離メタン発酵を行うことが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施態様を示すブロック図である。
【図2】 本発明の別の実施態様を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例1で用いたメタン発酵不適物の除去装置の断面図である。
1 攪拌分離槽
2 底部
3 脚部
4 原料投入口
5 分離液排出口
6 濃縮液排出口
7 攪拌機
8 攪拌羽根
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