技術分野
測定システム、及び患者状態評価方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
指先付近の血流は、温度や神経系の活動の影響を大きく受けることが知られている。一方で額付近の血流は、温度や神経系の活動の影響が小さい。パルスオキシメータを用いた経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定についても、末梢循環が悪いために指先では測定できないが、額では測定ができる可能性が高いことが知られている。
血液再充填時間の測定でも、指先付近で測定した波形は末梢循環と中心循環の双方の影響を受ける。そのため上述の透過光の検出により測定する手法であっても、指先付近の血液再充填時間の測定値と、額付近の血液再充填時間の測定値と、では異なる値となることがある。
また閉塞性動脈硬化症(ASO:arteriosclerosis obliterans)の被験者の場合、片方の指先で測定した血液再充填時間の測定値と、他方の指先で測定した血液再充填時間の測定値と、が異なる場合がある。つまり血管の閉塞が進行している側の手の血液再充填時間の測定値が大きくなる。
このように血液再充填時間の測定値は、様々な要素の影響を受ける。そのため被験者の体の1箇所を対象とした血液再充填時間の測定では、被験者の循環器系の状態を正しく判断できないという問題があった。
血液酸素飽和度に関連する指標の測定においても同様のことが言える。つまり血液酸素飽和度に関連する指標の測定値も測定箇所により値が変動することがある。そのため、被験者の体の1箇所を対象とした測定では、被験者の循環器系の状態を正しく判断できない恐れがある。
すなわち被験者の体のある一部分のみを対象とした血液再充填時間や血液酸素飽和度に関連する指標の測定では、被験者の循環器系の状態を正しく判断できないという問題があった。
本発明は、課題に鑑みてなされたものであり、被験者の循環器系の状態を正しく判断することができる測定システム、測定装置、及び患者状態評価方法を提供することを主たる目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明にかかる測定システムの一態様は、
被験者の第1部位に発光するとともに、前記第1部位を圧迫し、前記第1部位からの反射光または透過光を測定する第1センサと、
前記被験者の第2部位に発光するとともに、前記第2部位を圧迫し、前記第2部位からの反射光または透過光を測定する第2センサと、
前記第1センサの測定する受光量の変化に基づいて、血液酸素飽和度に関連する指標を示す第1測定値を算出・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明では、被験者の循環器系の状態を正確に判断することができる測定システム、測定装置、及び患者状態評価方法を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施の形態1にかかる測定システム1の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1にかかる血液再充填時間の算出方法の流れを示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1にかかる出力部23により生成された出力画面の一例を示す概念図である。
【図4】 実施の形態2にかかる測定システム1の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図6】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図7】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図8】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図9】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図10】 実施の形態2にかかる評価部214の評価方法を示す図である。
【図11】 実施の形態2にかかる出力部23により生成された出力画面の一例を示す概念図である。
【図12】 実施の形態1にかかる測定システム1の構成を示すブロック図である。
1 測定システム
10 第1センサ
11 第2センサ
20 測定装置
21 制御部
211 圧力制御部
212 第1測定値算出部
213 第2測定値算出部
214 評価部
22 入力部
23 出力部
30 表示画面
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