技術分野
軽量化したハブユニットとその製造方法に関するものである。特に、鋼製の軌道部材を軽合金 で鋳込むことによって製造されているハブユニット
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
外輪103に形成された外側軌道面106a,106bは、研削加工によって真円に仕上げられている。研削加工をするときには、外輪103の外周を真円に加工して基準面107を形成し、この基準面107にシューを当接させることによって外輪103を所定の回転中心の周りに回転させることが出来る。これによって、基準面107と同軸に、外側軌道面106を研削加工することが出来る。
しかしながら、特許文献1のハブユニット100に使用されている外輪103では、軌道部材105の外周が、全面にわたってアルミニウム
合金 で被覆されている。このため、研削加工の基準面107は、アルミニウム
合金 の外周に形成せざるを得ない。アルミニウム
合金 で形成された基準面107は柔らかく、摩耗しやすい。このため、研削加工時にシューと摺接すると容易に摩耗して、基準面107の直径寸法が変化したり真円度が低下したりするという問題がある。真円度とは、幾何学的な真円に対する歪みを表す指標である。
外側軌道面106の形状精度は基準面107の形状精度に依存するので、基準面107が摩耗すると外側軌道面106を真円に加工することが出来ない。その結果、ハブユニット100が回転するときに異音を生じるなどの不具合を発生してしまう。
本発明の目的は、ハブユニットに使用される外輪を、鉄製の軌道部材をインサートしてその外周に
軽合金 を鋳込むことによって製造した場合に、外側軌道面を真円に加工することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明にかかるハブユニットの形態は、内周に複列の外側軌道面を有する外輪と、外周に複列の内側軌道面を有し前記外輪と同軸に回転する回転軸と、前記外側軌道面と前記内側軌道面の間に転動自在に配置される複数の転動体を有するハブユニットであって、前記外輪は、前記外側軌道面が内周に形成された鋼製の軌道部材と、前記軌道部材の外周に一体に組み付けられた軽合金製の鋳物である軽合金部材とで構成されており、前記軌道・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によると、ハブユニットに使用される外輪を、鉄製の軌道部材をインサートしてその外周に
軽合金 を鋳込むことによって製造した場合に、外側軌道面を真円に加工することが出来る。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるハブユニットの軸方向断面図である。
【図2】 第1実施形態の外輪を鋳造する方法を説明する模式図である。
【図3】 第1実施形態の外側軌道面を加工する方法を説明する模式図である。
【図4】 本発明の第2実施形態にかかるハブユニットの軸方向断面図である。
【図5】 従来のハブユニットの軸方向断面図である。
10:ハブユニット、11:外輪、12:回転軸、13:玉、14:保持器、15:ハブシャフト、16:内輪組付け部、17:内輪、18:シャフト部、19:内側軌道面(シャフト部)、20:内側軌道面(内輪)、21:ハブフランジ、22:肩(シール摺接面)、23:シール、24:ハブボルト、25:軌道部材、26a:外側軌道面、26b:外側軌道面、27:肩、28:密封装置取付部、29:外周面(インナー)、30:外周面(アウター)、31:外周面(中間)、32:端面、33:端面、34:シュー受け面、35:軽合金部材、36:ハウジング部、37:フランジ部、38:インロー部、39:ボルト穴、50:ハブユニット、51:外輪、55:軌道部材、57:外周面(インロー部)、58:外周面(インナー)、59:外周面(アウター)、60:外周面(中間)、61:端面、62:密封装置取付部、65:軽合金部材、66:ハウジング部、67:フランジ部、68:インロー部、71:上型、72:下型、73:湯口、75:研削装置、76:取付面、78:シュー、79:砥石、100:ハブユニット、101:フランジ部、102:回転軸、103:外輪、104:玉、105:軌道部材、106:外側軌道面、107:基準面
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