技術分野
整流装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【解決手段】
回転軸に取り付けられ、流体の流れを受けて前記回転軸を回転させるブレードと、を支えるフレームにおいて、前記フレームを構成するフレーム部材に軸支され、前記フレーム部材の上流側から流れてくる前記流体に起因して前記フレーム部材に与えられる抵抗を抑制するように、前記流体の流れに沿って回動するフレーム抵抗抑制体を備えることを特徴とする。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、風力発電や潮流発電におけるフレームおよび回転装置の回転軸の周囲を流体が通過するときに、フレームおよび回転軸の形状に起因して流体の流れが乱れることにより、フレームおよび回転軸と流体との間で所謂剥離が生じる。また、流体が通過していく方向における、フレームおよび回転軸の下流側の領域において、カルマン渦などの渦が生じる。このようなフレームおよび回転軸と流体との間で生じる剥離や渦により、フレームおよび回転軸の下流側では圧力低下が生じる。そして、フレームおよび回転軸には、圧力低下により所謂粘性圧力抵抗が加わる。さらに、剥離により生じる流れの乱れやカルマン渦がフレームおよび回転軸の下流側で回転しているブレードに到達することにより、ブレードの周囲の流れを乱すため、回転動力への変換効率を大幅に低下させる。
つまり、風力発電や潮流発電では、流体による粘性圧力抵抗によりフレームに過度な抵抗がかかるため、フレーム自体の強度やフレームを港湾構造物などに固定するときの強度を増大させる必要が生じることから、フレーム製造コストの増大、フレーム重量の増大による輸送コストの増大、フレーム設置コストの増大などを引き起こす虞があった。また、流れの乱れやカルマン渦などの渦により、ブレードの周囲の流れが乱されることで発電効率の低下を引き起こす虞があった。
また、流れの乱れやカルマン渦などの渦が水面の近くで生じると、水面に波を生じさせるため、フレームや回転軸に対して所謂造波抵抗を与えることとなる。これにより、上述したように、フレーム製造コストの増大、フレーム重量の増大による輸送コストの増大、フレーム設置コストの増大などを引き起こす虞があった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前述した課題を解決する主たる本発明は、回転軸に取り付けられ、流体の流れを受けて前記回転軸を回転させるブレード、を支えるフレームにおいて、前記フレームを構成するフレーム部材に軸支され、前記フレーム部材の上流側から流れてくる前記流体に起因して前記フレーム部材に与えられる抵抗を抑制するように、前記流体の流れに沿って回動するフレーム抵抗抑制体を備え、前記フレーム抵抗抑制体は、前記流体の流れの方向に沿・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、流体中に置かれた回転装置を取り囲むようにフレームが設けられる状況において、流体中に置かれたフレームの下流側の領域に生じる流体の流れの乱れやカルマン渦などの渦の発生を抑制することができるため、フレームに起因する潮流の乱れを抑制するとともに流れを整流することにより、発電効率の向上が図れる。さらに、本発明によれば、フレームに生じる粘性圧力抵抗を抑制できる。これにより、フレームを低強度で製造できるため、フレームの製造コストの低減が図れる。また、フレームの軽量化やフレームの港湾構造物などへの固定方法を簡素化できるため、フレームの設置コストの低減が図れる。
また、水面の近くで流れの乱れやカルマン渦などの渦が生じることに起因して水面に生じうる波を抑制することができる。これにより、フレームを低強度で製造できるため、フレームの製造コストの低減が図れる。また、フレームの軽量化やフレームの港湾構造物などへの固定方法を簡素化できるため、フレームの設置コストの低減が図れる。また、流体の流れを整流することにより流れの乱れを抑制できるため、発電効率の向上が図れる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 第1整流装置の一例を示す斜視図である。
【図2】 第1整流装置を拡大した一例を示す斜視図である。
【図3】 第1整流装置のフレーム抵抗抑制体を+Y方向から見た一例を示す平面図である。
【図4】 第1整流装置のフレーム抵抗抑制体の回動する状況を+Y方向から見た一例を示す平面図である。
【図5】 第1整流装置の水平に設けられるフレーム部材に配置されるフレーム抵抗抑制体を+Z方向から見た一例を示す平面図である。
【図6】 第2整流装置の一例を示す斜視図である。
【図7】 第2整流装置を拡大した一例を示す斜視図である。
【図8】 第3整流装置の一例を示す斜視図である。
【図9】 第3整流装置を拡大した一例を示す斜視図である。
【図10】 第3整流装置を+Y方向から見た一例を示す平面図である。
【図11】 第3整流装置のフレーム抵抗抑制体に鍔部を設けた一例を示す斜視図である。
【図12】 第3整流装置のフレーム抵抗抑制体のバリエーションの一例を示す斜視図である。
【図13】 垂直軸式の回転装置の一例を示す斜視図である。
【図14】 垂直軸式の回転装置にフレームが設けられている一例を示す斜視図である。
【図15】 垂直軸式の回転装置のフレームに生じる流れの乱れやカルマン渦の発生状況を+Y方向から見た一例を示す平面図である。
【図16】 垂直軸式の回転装置の回転軸に生じる流れの乱れやカルマン渦の発生状況を示す斜視図である。
【図17】 垂直軸式の回転装置を取り囲むフレームに生じる流れの乱れやカルマン渦の発生状況を示す斜視図である。
【図18】 発電装置の一例を示す構成図である。
10,20,30 整流装置
11,21,31 フレーム抵抗抑制体
12,22,32 軸受
100 回転軸
120 ブレード
130 フレーム
131,132 フレーム部材
200 回転装置
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