特許6624477IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ランナーレス射出成形装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、従来のオープンゲート方式のランナーレス射出成形装置では、ゲートカットされる位置が常に一定ではなく、その位置がばらつくという問題があった。このようなばらつきによって、樹脂部材の無駄が多くなってしまったり、成形品に欠けが生じたりした。このため、近年においては、ゲートカットの位置を安定化するべく、キャビティ部と、樹脂通路部との間に、温度調節されないゲートブロックを介在させる技術も検討されている。しかし、キャビティ部と樹脂通路部との間に単にゲートブロックを介在させたとしても、キャビティ部からの熱によってゲートブロックが熱膨張してしまう。ゲートブロックが熱膨張すると、ゲートブロックと樹脂通路部との接触状態が変動して、両者間の熱伝達状態も大きく変動する。これにより、樹脂通路部内で樹脂が硬化するおそれがあり、キャビティ部内への樹脂充填をばらつかせる一因となっていた。 そこで、本発明は、流路部内での樹脂の硬化を抑制するだけでなく、樹脂の流動性を安定化させ、樹脂充填のばらつきを抑えることのできるランナーレス射出成形装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明の一態様に係るランナーレス射出成形装置は、熱硬化性樹脂を射出成形するためのランナーレス射出成形装置であって、熱硬化性樹脂の流路であるスプルーの一部と、スプルーの一部の周囲に配置され、内部に冷却材が流される冷却流路とが形成された冷却ブロックと、熱硬化性樹脂を硬化させるための熱源を有する加熱ブロックと、冷却ブロックと加熱ブロックとの間に配置され、温度調節されないゲー・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、流路部内での樹脂の硬化を抑制することで、樹脂の流動性を安定化させ、樹脂充填のばらつきを抑えることのできるランナーレス射出成形装置を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、実施の形態に係るランナーレス射出成形装置の要部構成を模式的に示す断面図である。

【図2】図2は、実施の形態に係る冷却ブロックを示す断面図である。

【図3】図3は、実施の形態に係る冷却流路の全体形状を模式的に示す上面図である。

【図4】図4は、樹脂成型品の製造方法の一工程を示すランナーレス射出成形装置の断面図である。

【図5】図5は、樹脂成型品の製造方法の一工程を示すランナーレス射出成形装置の断面図である。

【図6】図6は、変形例1に係るランナーレス射出成形装置の要部構成を模式的に示す断面図である。

【図7】図7は、変形例2に係るランナーレス射出成形装置の要部構成を模式的に示す断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10、10A、10B ランナーレス射出成形装置   11 樹脂(熱硬化性樹脂)   20 金型   30、30A 冷却ブロック   31 第二スプルー(スプルーの一部)   32 冷却流路   33 冷却材   36、57 凹部(インロー構造)   40、40A、40B ゲートブロック   42 ゲートブロック側ゲート(ゲート)   45、45a 隙間   46、47 突部(インロー構造)   50、50B 固定側加熱ブロック(加熱ブロック)   51、62 熱源

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