特許6695570IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

時効硬化型ベイナイト非調質鋼を用いた部品の製造方法に関し、特に従来のものに比して高強度となるように高強度値をコントロールした部品の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、非調質鋼と言えば、Vを添加したフェライト+パーライト型鋼がその主流であり、現在、自動車用のコンロッド等に使用されている。そして、近年の小型化ニーズに伴い、コンロッド等に使用される非調質鋼に対し、さらなる高強度化、特に高耐力化が要求されている。
しかしながら、したフェライト+パーライト型鋼では、高価なVを多量に含有させることで高い耐力が得られるものの、850MPa程度が限界であり、近年の要求レベルからすると不十分である。また、特許文献1,2に記載の時効硬化型ベイナイト非調質鋼では、フェライト+パーライト型よりもさらに高い1100MPa程度の耐力が得られるが、これによっても近年の要求レベルからすると、必ずしも十分とは言えない。
一方、自動車用コンロッドでは、製造コスト低減を目的に、クラッキング(かち割り)する破断分離加工により製造される、いわゆるクラッキングコンロッドが主流になりつつある。このようなクラッキングコンロッドの場合、破断分離を容易にするため、その使用される鋼材に対してより低靭性(低衝撃値特性)が要求される。 本発明は、問題に対処するためになされたものであり、その目的は、より一層の高強度を有する、時効硬化型ベイナイト非調質鋼を用いた部品の製造方法、さらに高強度だけでなく、低靭性値(低衝撃値)をも有する、同非調質鋼を用いた部品の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の時効硬化型ベイナイト非調質鋼を用いた部品の製造工程図。

【図2】ひずみ時効硬化処理で用いる試験片の一例を示す正面図。

【図3】ひずみ時効硬化処理における加工温度と硬さの関係を示すグラフ。

【図4】ひずみ時効硬化処理における加工率と硬さの関係を示すグラフ。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 試験片   11,12 背切り面   S1工程 溶解   S2工程 鍛造   S3工程 非調質鍛造   S4工程 時効硬化処理   S5工程 ひずみ時効硬化処理

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