技術分野
メチルセルロース型エーテルは、多種多様な目的に有用である。メチルセルロース型エーテルは、通常、粉末の形態で生成され、ほとんどの目的のために、粉末を水に溶解することが望ましい。しかしながら、多くのメチルセルロース型エーテルは、粉末溶解温度が25℃以下である。このようなメチルセルロース型エーテルを水に溶解するためには、冷却装置が必要であり、これは、メチルセルロース型エーテルを使用するプロセスに複雑さと費用とを追加する。このようなメチルセルロース型エーテルの粉末溶解温度を上げる方法を見出すこと、及びこのような方法で生成されたメチルセルロース型エーテル粉末を見出すことが望まれている。
WO2008/050209には、ヒドロキシプロピルメチルセルロースのハードカプセルを生成する方法が記載されている。WO2008/050209に記載されている方法は、好ましくは60℃超の温度でHPMCを水に分散させ、分散液を室温未満に冷却してHPMCの可溶化を達成し、次いで、得られた水性組成物を浸漬コーティングプロセスで使用してカプセルを生成することを伴う。同じ化学組成のメチルセルロース型エーテルの既知の粉末よりも高い粉末溶解温度を有する粉末形態のメチルセルロース型エーテルを生成する方法を見出すことが望ましい。
以下は本発明の記述である。
本発明の第1の態様は、粉末形態のメチルセルロース型エーテルを生成する方法であって、前記方法は、
(a)前記メチルセルロース型エーテルの水溶液を提供することと、
(b)次いで、前記メチルセルロース型エーテルを前記水から分離して乾燥メチルセルロース型エーテルを生成することと、を含むが、
但し、
(i)工程(b)は粉末形態の前記メチルセルロース型エーテルを生成するか、または
(ii)工程(b)の後に、前記方法は、前記乾燥メチルセルロース型エーテルを機械的応力に供して粉末形態の前記メチルセルロース型エーテルを生成する工程(c)をさらに含むことを条件とする、方法である。
本発明の第2の態様は、メチルセルロースを含む粉末形態の組成物であり、前記組成物は、強度レベルIピークを有する14.5〜16.5度の2θ値でのピークと、強度レベルIトラフを有する16.51〜20度の2θ値でのトラフと、を示す、1.789Åのソースのx線波長での粉末X線回折スペクトルを有し、ここで、ピーク指数P指数は、
P指数=(Iピーク−Iトラフ)/Iトラフ
と定義され、式中、前記P指数は、0.01以上である。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】図1は、温度に対する正規化されたトルク測定値3を示す図である。
【図2】図2は、Iピークを項目1に示し、Iトラフは項目2に示す。
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