技術分野
ホスト機器の起動に必要な起動データが格納された記憶装置、情報処理システム、記憶装置の起動方法及びプログラム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
記憶装置には通常、ホスト機器を制御するためのOS(Operating System)や作業データ等も格納されるので、大容量でありかつ不揮発性であることが求められる。従って、従来の記憶装置には、HDD(Hard Disc Drive)装置やNANDフラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)装置が多用されている。これらHDD装置やSSD装置は、RAM(Random Access Memory)に用いられる揮発性メモリに比較すればその読み出し速度は低速である。このため、ホスト機器の起動に一定の時間が必要であるという課題があった。
特に、近年のNANDフラッシュメモリのプロセスの進化に伴い、1チップの容量が大きくなるに連れて、同一容量のSSD装置に必要なチップが少なくて済む傾向にある。SSD装置に必要なチップ数の削減は、一方で、複数のチップを用いた並行処理、言い換えれば同時読み出し処理速度の低下につながる可能性が高い。このため、起動データが格納された記憶装置が接続されたホスト機器において、起動時間の短縮が課題となっていた。
なお、ホスト機器の起動時に記憶装置に格納されたブートローダ等の起動データをホスト機器のRAMに転送する技術は提案されている(例えば特許文献1、2参照)が、これら特許文献1、2に開示された技術は、既存の記憶装置に対して特別な構成を付加することで、起動データをホスト機器のRAMに転送している。従って、既存の記憶装置への適用は困難であった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、既存の記憶装置への適用が可能で、ホスト機器の起動時間の短縮を図ることが可能な記憶装置、情報処理システム、記憶装置の起動方法及びプログラムの提供をその目的の一つとしている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、ホスト機器の起動に必要な起動データを含むデータが格納され、アドレスによりデータのアクセス位置が管理された第1の記憶部と、ホスト機器からの要求に基づいてこの第1の記憶部に格納されたデータの書き込み動作及び読み出し動作を行うコントローラとを備えた記憶装置に適用される。そして、記憶装置に第2の記憶部を設け、コントローラに、ホスト機器の起動時にこのホスト機器から読み出し要求があった第1の記・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、既存の記憶装置への適用が可能で、ホスト機器の起動時間の短縮を図ることが可能な記憶装置、情報処理システム、記憶装置の起動方法及びプログラムを実現することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施形態であるSSD装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 一実施形態のSSD装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
【図3】 一実施形態のSSD装置の初期起動時の動作を説明するための図である。
【図4】 一実施形態のSSD装置の通常起動時の動作を説明するための図である。
【図5】 一実施形態のSSD装置の初期起動時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 一実施形態のSSD装置の通常起動時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 一実施形態のSSD装置の通常起動時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】 一実施形態のSSD装置におけるアドレス情報の一例を示す図である。
【図9】 一実施形態のSSD装置におけるアドレス情報の他の例を示す図である。
【図10】 一実施形態のSSD装置におけるアドレス情報のまた他の例を示す図である。
10 SSD装置
11 コントローラ
12 第2の記憶部(RAM)
13 第3の記憶部(ROM)
14 第1の記憶部(フラッシュメモリ)
15 CPU
20 ホスト機器
30 制御部
31 アドレス情報
32 起動データ
33 作業データ
34 ファームウェア
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