特許6769655IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

本開示の発明は、支持部材の回転に伴って揺動可能な復元力発生部材と、復元力発生部材を介して支持部材に連結されると共に支持部材の回転に伴って復元力発生部材に連動して揺動する慣性質量体とを含む振動減衰装置およびその設計方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献2に記載された回転数適応型動吸振器では、質量体と回転する油との間の相対運動による抵抗(粘性抵抗)を考慮して有効次数qeffを駆動装置の励振次数qよりも所定の次数オフセット値qFだけ大きくすることで、当該動吸振器が最も良好に減衰し得る振動の次数を励振次数qに一致させようとしていると考えられる。そして、遠心振子式の振動減衰装置では、このような設計を行うことで、基本的に良好な振動減衰性能を確保することができる。これに対して、特許文献1に記載されたような慣性質量体を含む振動減衰装置では、当該振動減衰装置が最も良好に減衰し得る振動の次数を駆動装置の励振次数に一致させても良好な振動減衰性能を得られないことがあり、その次数をより適正に設定して振動減衰性能を向上させるという面で、なお改善の余地がある。 そこで、本開示の発明は、復元力発生部材と当該復元力発生部材に連動して揺動する慣性質量体とを含む振動減衰装置の振動減衰性能をより向上させることを主目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の振動減衰装置は、エンジンからのトルクが伝達される回転要素の回転中心の周りに該回転要素と一体に回転する支持部材と、前記支持部材に連結されると共に該支持部材の回転に伴って揺動可能な復元力発生部材と、前記復元力発生部材を介して前記支持部材に連結されると共に該支持部材の回転に伴って該復元力発生部材に連動して前記回転中心の周りに揺動する慣性質量体とを含む振動減衰装置において、前記復元力発生部材・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本開示の振動減衰装置を含む発進装置を示す概略構成図である。

【図2】図1に示す発進装置の断面図である。

【図3】本開示の振動減衰装置の正面図である。

【図4】本開示の振動減衰装置の要部拡大断面図である。

【図5】(a),(b)および(c)は、本開示の振動減衰装置の動作を説明するための模式図である。

【図6】エンジンの回転数と本開示のダンパ装置の出力要素におけるトルク変動TFlucとの関係を例示する説明図である。

【図7】基準次数qrefと本開示のダンパ装置の出力要素におけるトルク変動TFlucとの関係を例示する説明図である。

【図8】本開示の振動減衰装置の設計手順の一例を示すフローチャートである。

【図9】本開示の振動減衰装置の設計手順の他の例を示すフローチャートである。

【図10】本開示における更に他の振動減衰装置を説明するための模式図である。

【図11】本開示における他の振動減衰装置を説明するための模式図である。

【図12】本開示における更に他の振動減衰装置の正面図である。

【図13】本開示の他の振動減衰装置を示す拡大図である。

【図14】図13に示す振動減衰装置の要部拡大断面図である。

【図15】図13に示す振動減衰装置の変形態様を示す要部拡大断面図である。

【図16】図13に示す振動減衰装置の他の変形態様を示す要部拡大図である。

【図17】図13に示す振動減衰装置の変形態様を示す要部拡大断面図である。

【図18】本開示の振動減衰装置を含むダンパ装置の変形態様を示す概略構成図である。

【図19】本開示の振動減衰装置を含むダンパ装置の他の変形態様を示す概略構成図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 発進装置、3 フロントカバー、3s センターピース、4 ポンプインペラ、40 ポンプシェル、41 ポンプブレード、5 タービンランナ、50 タービンシェル、51 タービンブレード、6 ステータ、60 ステータブレード、61 ワンウェイクラッチ、7 ダンパハブ、8 ロックアップクラッチ、80 ロックアップピストン、82 クラッチハブ、83 第1摩擦係合プレート、84 第2摩擦係合プレート、85 フランジ部材、86 リターンスプリング、87 係合油室、9 流体伝動室、10,10B,10C ダンパ装置、11 ドライブ部材、11c スプリング当接部、11d ドラム部、12 中間部材、12c スプリング当接部、121 第1中間部材、122 第2中間部材、15 ドリブン部材、16 第1ドリブンプレート、16Y ドリブンプレート、16a,16b スプリング支持部、16c スプリング当接部、16h 長穴、16p 突起、16w スプリング収容窓、161 外周面、162 突出支持部、17 第2ドリブンプレート、17a,17b スプリング支持部、17c スプリング当接部、17w スプリング収容窓、20,20X,20Y 振動減衰装置、21 第1連結軸、214 連結軸、22 クランク部材、22Y 錘体、22a 本体、22b 軸部、220,220Y プレート部材、23,23X,23Y 慣性質量体、230,230V,230Y 環状部材、231 本体、232 突出部、235,235V,235Y ガイド部、236 ガイド面、237 支持面、238 ストッパ面、24,24X 第2連結軸、24a 突起部、25 仮想軸、26,26Y コロ、27,27Y 外輪、30 第3連結軸、35 連接ロッド、DS ドライブシャフト、EG エンジン、IS 入力軸、L1,L2,L3,L4 軸間距離、RC 回転中心、SP スプリング、SP1 第1スプリング、SP2 第2スプリング、SP3 第3スプリング、TM 変速機、W 車輪。

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