特許6774053IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

単一指向性コンデンサマイクロホンユニットと単一指向性コンデンサマイクロホンおよび単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、音響抵抗材170は、スポンジなどを材料とするため、湿度などの外部環境によっては音響抵抗値が変化することがある。例えば、人体の発汗などによって湿度が上昇するような環境では、音響抵抗材170は、吸湿して体積が膨張する。音響抵抗材170の音響抵抗値は、音響抵抗材170の体積の膨張により増加する。その結果、音響抵抗材170を通る背面音波の速度の減速の程度は、変動する。そのため、単一指向性コンデンサマイクロホンの後方(ユニット101後方)の音源からの背面音波が振動板120に到達するタイミングと、同音源からの前面音波が振動板120に到達するタイミングとは同じにならない。その結果、振動板120は、振動する。すなわち、ユニット101は、単一指向性コンデンサマイクロホンの後方の音源からの音を収音する。つまり、音響抵抗材170の音響抵抗値が変動することで、ユニット101の指向性は影響を受ける。 本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、指向性が外部環境の影響を受けない単一指向性コンデンサマイクロホンユニットと単一指向性コンデンサマイクロホンおよび単一指向性コンデンサマイクロホン製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、振動板と、振動板に対向して配置され、振動板との間でコンデンサを構成する固定極と、固定極の背面側に配置され、固定極を支持する絶縁座と、固定極の背面側に形成される空気室と、固定極と絶縁座との間に形成される隙間と、を有してなり、固定極は、空気室と連通する音孔を備え、絶縁座は、隙間を外部に連通させる連通孔を備え、空気室と隙間とは連通する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
本発明によれば、指向性が外部環境の影響を受けない。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンの実施の形態を示す外観図である。

【図2】図1の単一指向性コンデンサマイクロホンを構成する単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの正面視断面図である。

【図3】図2の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを構成する固定極の平面図である。

【図4】図2の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを構成する絶縁座の平面図である。

【図5】図2の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを構成する固定極と絶縁座との位置関係を示す模式図である。

【図6】図2の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの等価回路図である。

【図7】従来の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの正面視断面図である。

【図8】従来の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの固定極の平面図である。

【図9】従来の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの絶縁座の平面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット   10 ユニットケース   10h 音波導入孔   11 カーリング加工部   20 振動板   30 振動板保持体   40 固定極   40h 音孔   50 絶縁座   50h 連通孔   51 溝   52 支持部   52a 段部   53 中心面   54 突出部   60 空気室   70 薄空気層   80 金属メッシュ   G 隙間   M 単一指向性コンデンサマイクロホン   M1 キャップ   M1h 音孔   M2 ユニット収納ケース   M2h 音孔   M3 回路ケース   M4 後部ケース

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