特許6783434IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

車両に搭載されるエアバッグ装置のエアバッグに関し、詳しくは、膨張用ガスの逆流を抑制可能な隔壁を有したエアバッグ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、従来のエアバッグの隔壁では、上縁側の全域と左右両側片の下縁とがエアバッグの内周面側に縫合されているものの、左右両側片では、膨張用ガスの順流や逆流の場合の膨張用ガスの流れ方向が、上下方向に長い自由端とした先端と、その先端と対向する上流側室との境界部位と、を結ぶ方向として、それらの両縁が、共に、上下方向に長く、かつ、エアバッグの内周面側に結合されていない状態としていた。すなわち、左右の側辺は、共に、上下方向の中間部位がベントホールの周縁に部分的に縫合されているものの、そのベントホールの上下の部位では、上縁側や下縁側まで、エアバッグの内周面側に全く縫合されていない状態としていた。そのため、ベントホールの上下の部位では、エアバッグの内周面に対してずれ易い構成となっており、下流側室の内圧が高まって、下流側室の膨張用ガスが上流側室に逆流しようとする際、隔壁が上流側室の側に押されて、隔壁の側辺における上流側室と下流側室との境界部位における縫合されていない縁が上流側室側にずれれば、その側辺の先端の自由端側も自動的にずれて、その先端が捲れ易くなり、そして、先端が捲れてしまえば、直ちに、膨張用ガスが上流側室の側に逆流する事態を招いてしまう。その結果、従来のエアバッグでは、逆流を抑制する点で、改善の余地があった。 本発明は、上述の課題を解決するものであり、上流側室と下流側室との間の隔壁が安定して高い逆流抑制機能を確保可能なエアバッグを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るエアバッグでは、膨張用ガスの流れの上流側の上流側室と下流側の下流側室との間に、前記上流側室から前記下流側室への膨張用ガスの順流を許容し、前記下流側室から前記上流側室への膨張用ガスの逆流を抑制可能な逆流抑制部を有した隔壁、が配設されて構成されるエアバッグであって、 前記隔壁の外周縁が、 前記エアバッグにおける前記上流側室と前記下流側室との間の境界部位の内周面に対して連続的に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態であるエアバッグが使用される歩行者用エアバッグ装置を搭載させた車両の概略部分平面図である。

【図2】実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動時の概略縦断面図であり、図1のII−II部位に対応する。

【図3】実施形態のエアバッグ装置の作動時におけるインフレーター付近の概略拡大縦断面図である。

【図4】実施形態のエアバッグにおけるインフレーターを挿入した状態での平面図である。

【図5】実施形態のエアバッグの構成部材を示す平面図である。

【図6】実施形態のエアバッグの隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分平面図と、受止側壁部を外した状態の概略部分平面図である。

【図7】実施形態のエアバッグの隔壁の配設部位の膨張時を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図8】実施形態のエアバッグの隔壁の配設部位の膨張用ガスの順流時を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図9】実施形態の変形例のエアバッグにおける隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分平面図と、受止側壁部を外した状態の概略部分平面図である。

【図10】図9に示すエアバッグの膨張時における隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図11】図9に示すエアバッグの隔壁の配設部位における膨張用ガスの順流時を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図12】実施形態の他の変形例のエアバッグにおける隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分平面図と、受止側壁部を外した状態の概略部分平面図である。

【図13】図12に示すエアバッグの膨張時における隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図14】図12に示すエアバッグの隔壁の配設部位における膨張用ガスの順流時を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図15】実施形態のさらに他の変形例のエアバッグにおける隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分平面図と、受止側壁部を外した状態の概略部分平面図である。

【図16】図15に示すエアバッグの膨張時における隔壁の配設部位を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

【図17】図15に示すエアバッグの隔壁の配設部位における膨張用ガスの順流時を示す図であり、概略部分縦断面図と、その際の隔壁の状態を示す概略部分斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

23,23A,23B,23C…エアバッグ、30…外周壁、31…受止側壁部、31a…内周面、32…支持側壁部、32a…内周面、41…上流側室、   42(L,R)…下流側室、42a…内周面、43…境界部位、44,44A,44B,44C…隔壁、45…外周縁、47…連続結合部、49…部分的結合部、50…部分的中央結合部、51,52…部分的縁側結合部、53,54,55…非結合部、56…順流用流路、58,58C…(逆流抑制部)ヒレ部、60,61…縁側結合部、63,64…縁側補助結合部、65…中央側補助結合部、70,71…エアバッグ用基布、70a,71a…外周縁、80,80C…隔壁用基布、80a,80b…縁、80c…(一端)元部端、80d…(他端)先端、G…膨張用ガス。

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