技術分野
空気入りタイヤ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
高速安定性及び旋回性をさらに向上させたタイヤが望まれている。特許文献1のバンド2では、帯体4は周方向に対して傾斜している。傾斜した帯体4は、ねじり剛性に寄与する。このタイヤのねじり剛性は大きい。このタイヤの耐キックバック性には改善の余地がある。さらに図6に示されるとおり、バンド2の軸方向の外側端において、帯体4がほとんど存在しない。これは、バンドの端近辺におけるタイヤの剛性のアンバランスを招来する。これは、特に車体を大きく傾けるフルバンク時の安定性の低下の要因となりうる。このタイヤの旋回時の安定性には改善の余地がある。
本発明の目的は、高速安定性及び旋回性に優れるタイヤの提供にある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係るタイヤは、トレッド及びバンドを備えている。バンドは、トレッドの半径方向内側に位置している。バンドは、軸方向中央に位置するセンター部と、このセンター部の軸方向外側に位置するショルダー部とを備えている。センター部は、第一コードを備える第一帯体が周方向に巻かれている螺旋巻き状の構造を有している。ショルダー部は、第二コードを備える第二帯体により形成された網目状の構造を・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係るタイヤのバンドは、軸方向中央に位置するセンター部を備えている。センター部は、第一コードを備える第一帯体が周方向に巻かれている螺旋巻き状の構造を有している。高速走行時には、主にこのセンター部の半径方向外側が接地する。この周方向に延びる第一帯体の拘束力は強い。これにより、高速走行時での遠心力に起因する、トレッドの変形が抑制されている。さらに、第一帯体が周方向に延びているため、トレッドの中央近辺におけるねじり剛性は抑えられている。このバンドを備えるタイヤでは、高速走行時のキックバックが抑えられている。このタイヤは高速安定性に優れる。
このバンドは、センター部の軸方向外側に位置するショルダー部を備えている。ショルダー部は、第二コードを備える第二帯体により形成された網目状の構造を有している。ショルダー部は、周方向に互いに逆方向に傾斜する複数の第一部と複数の第二部とを備える。この第一部と第二部とは、ショルダー部近辺でのねじり剛性に寄与する。旋回時には、主にこのショルダー部の半径方向外側が接地する。このバンドを備えるタイヤでは、旋回時でのコーナリングパワーが大きい。このタイヤは、応答性及び旋回性に優れる。
第二帯体は、ショルダー部の軸方向外側端において周方向に延びる複数の第三部を備えている。この第三部は、バンドの端近辺におけるタイヤの剛性のバランスを整える。フルバンク時には、バンドの端近辺の半径方向外側部分まで接地することがある。この第三部は、フルバンク時の安定性に寄与する。このタイヤでは、フルバンク時においても、優れた操縦安定性が実現されている。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
【図2】 図2は、図1のタイヤのバンドの形成を形成する第一帯体が示された断面斜視図である。
【図3】 図3は、図1のタイヤのバンドの構成が示された平面図である。
【図4】 図4は、図3に示されたバンドの形成開始の状態が示された平面図である。
【図5】 図5は、図3のバンドを形成する工程の途中の状態が示された展開図である。
【図6】 図6は、従来のタイヤのバンドの構成が示された平面図である。
2・・・バンド
4・・・帯体
6・・・軸方向の外側端
10・・・タイヤ
12・・・トレッド
14・・・サイドウォール
16・・・ビード
18・・・カーカス
20・・・インナーライナー
22・・・チェーファー
24・・・バンド
26・・・トレッド面
28・・・ベース層
30・・・キャップ層
32・・・コア
34・・・エイペックス
36・・・第一プライ
37・・・第二プライ
38・・・第一帯体
40・・・第一コード
42・・・トッピングゴム
44・・・第二帯体
46・・・第一部
48・・・第二部
50・・・第三部
52・・・帯体
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録