特許6787291IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像読取装置に関し、特に、原稿のサイズを検知する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

画像読取装置において、原稿押さえ部材が開いている状態で、原稿載置面に載置されている原稿をCCD等の読取センサーで読み取らせた場合、原稿の外側の余白部分が黒く読み取られることがある。特に、IDカード(例えば、クレジットカード)や帳票(例えば、伝票)などの原稿の読取は、原稿押さえ部材を開けたままで行われることが比較的多い。 原稿の外側の余白部分が黒く読み取られる事態を解決するために、特許文献1に示された技術のように、既存の原稿外消去機能(原稿の外側の領域を白くする機能)を実行可能なシステムを採用することが考えられるが、当該機能は高価であり、コストが増大する。 また、別の方法として、原稿載置面に載置されている原稿のサイズを検知し、検知した原稿のサイズから原稿の読取サイズを設定し、設定した読取サイズで原稿の読み取りを行う方法が考えられるが、主走査方向における原稿のサイズを検知するには、の特許文献1に記載されているように、原稿押さえ部材の開閉状態を検知するための検知センサーが必要となる。しかしながら、検知センサーは、構成が簡易とされた安価なコピー機等には装備されない。 本発明は、の事情に鑑みなされたものであり、原稿押さえ部材の開閉状態を検知するセンサーを装備することなく、原稿押さえ部材が開いた状態及び閉じた状態のいずれの状態であっても、原稿のサイズを正確に検知可能とすることを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一局面に係る画像読取装置は、原稿載置面に対して開閉自在に支持される原稿押さえ部材と、前記原稿載置面に載置されている原稿に向かって、主走査方向に沿って光を出射する光源を有すると共に、当該光源を副走査方向に移動させながら、前記原稿を走査し、当該原稿からの反射光を受光して前記原稿の画像を読み取る原稿読取部と、前記光源の点灯時及び消灯時に前記原稿読取部による読み取りで得られたそれぞれの画像デ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、光源が点灯している状態で、原稿読取部による読み取りで得られた画像データに基づいて、主走査方向における原稿載置領域を特定することによって、主走査方向における原稿のサイズが検知される。 原稿押さえ部材が開いている場合、例えば、原稿読取部による読み取りで得られた画像データが示す画像は、原稿の存在する部分が白画像(原稿が白紙の場合)になるのに対し、原稿の存在しない部分は黒画像になるので、当該両画像データの差異に基づいて、原稿載置領域を特定することが可能である。 一方、原稿押さえ部材が閉じている場合、原稿押さえ部材の反射光によって、原稿読取部の主走査方向における走査可能な最大範囲又は原稿押さえ部材の主走査方向における全長において、例えば、画像データの示す画像は白画像(原稿が白紙、原稿押さえ部材が白色の場合)となるため、当該両画像データの差異に基づいて原稿載置領域を特定することが困難である。 しかしながら、本発明によれば、当該検知した主走査方向における原稿のサイズが予め定められた最大サイズであると判断した場合(すなわち、原稿押さえ部材が閉じていると想定される場合)には、主走査方向における原稿後端の影を検出することによって、主走査方向における原稿のサイズが検知し直される。例えば、原稿がIDカードであれば、その厚みによって、原稿後端に影ができるので、その影を示す影画像を検出し、主走査方向における読み取った画像データの開始位置から当該影画像までの距離を、主走査方向における原稿のサイズとして検知する。 これにより、原稿押さえ部材が開いた状態及び閉じた状態のいずれの状態でも、原稿のサイズを正確に検知することができる。このため、原稿押さえ部材の開閉状態を検知するセンサーが装備されていなくても、原稿のサイズを正確に検知することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1画像読取装置を備えてなる、画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。

【図2】第1画像読取装置を備えてなる、画像形成装置の外観を示した斜視図である。

【図3】プラテンガラスに原稿が載置された状態の一例を示し、上方から見た図である。

【図4】主走査方向における原稿のサイズの検知方法を説明するための説明図である。

【図5】第2画像読取装置を備えてなる、画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 画像形成装置   5 原稿読取部   61 原稿マット   100 制御部   101 操作受付部   102 原稿サイズ検知部   103 枠消し処理部   104 制限部   161 プラテンガラス

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