技術分野
電力変換装置等に適用される半導体素子の過電流保護装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、のターンオン時およびターンオフ時に合わせた過電流誤検出防止期間T1の長さは、ターンオン時でもターンオフ時でもない通常のオン時に過電流が発生した場合には長すぎて、過電流保護が間に合わなくなる可能性がある。但し、通常のオン時でも、ノイズの影響を除去するために、誤検出防止期間の設定は必要である。
また、特許文献1に記載されている従来例にあっては、センスIGBTのゲート閾値電圧V
GE(th)S を主IGBTのゲート閾値電圧V
GE(th)M より高く設定する必要があり、このゲート閾値電圧の設定を容易に行うことができないとともに、時間差Δtが固定されてしまい、時間差Δtを変更したい場合でも調整がむずかしいという課題がある。さらに、通常のオン時には誤検出防止期間を設定できていない、という課題がある。
そこで、本発明は、従来例の課題に着目してなされたものであり、主IGBTセルに対するセンスIGBTセルのゲート閾値電圧を変更することがないとともに、主回路IGBTセルに対するセンスIGBTセルの電流の立ち上がりを調整することなく、通常のオン時でも短時間で応答するとともに、ターンオン時及びターンオフ時の過電流検出の誤検出を防止するようにした半導体素子の過電流保護装置を提供することも目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明の一態様による半導体素子の過電流保護装置は、電流センス端子を有する電圧制御形半導体素子の電流を電流センス端子で検出し、過電流保護を行なう半導体素子の過電流保護装置であって、電流センス端子を流れるセンス電流をセンス電圧として検出する電流検出部と、この電流検出部で検出したセンス電圧と過電圧閾値とを比較して過電流検出信号を出力する過電流検出部と、センス電圧に過渡セン・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の一態様によれば、電圧制御形半導体素子のターンオン時及びターンオフ時における過電流の誤検出を防止しながら短時間で正確に過電流を検出することができる過電流保護装置を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の第1の実施形態による半導体素子の過電流保護装置を備えた電力変換装置の概略構成を示す回路図である。
【図2】 図1のゲート駆動装置の一例を示す回路図である。
【図3】 本発明に適用し得るフィルタ回路の具体的構成を示す回路図である。
【図4】 図3のフィルタ回路の動作の説明に供するタイミングチャートである。
【図5】 第1実施形態の動作の説明に供するタイミングチャートである。
【図6】 ゲート電圧の違いによるコレクタ・エミッタ間電圧とコレクタ電流との関係を示す特性線図である。
【図7】 過電流保護動作の説明に供するタイミングチャートである。
【図8】 フィルタ回路の変形例を示す回路図である。
【図9】 図8のフィルタ回路の動作の説明に供するタイミングチャートである。
【図10】 ゲート駆動回路のターンオン時のセンス電圧の変化を示すタイミングチャートである。
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