技術分野
道路を撮影した画像を処理して、道路の損傷レベルを判定する技術
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】道路を撮影した画像から道路の損傷レベルを判定することで、安価な費用で舗装全体の寿命を延ばす。
【解決手段】道路損傷判定装置100であって、道路を撮影した道路画像を複数の部分画像に分割する分割部151と、各部分画像の道路の損傷レベルを、学習済みモデルを用いて判定する判定部153とを有し、前記損傷レベルは、ひび割れの交点を示す結節点の数に基づいて設定され、前記学習済みモデルは、損傷レベルと、当該損傷レベルに設定された範囲の結節点の数を有する画像とを含む教師データを用いて学習される。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
従来、点検によって算出したひび割れ率に基づいて舗装の修繕を行う場合、修繕の工事費が高いという問題があった。修繕では舗装面全体に対して工事を実施することから、道路管理者の予算がかなり必要となる。しかし、地方自治体などでは予算規模に比して道路総延長が長く、さらに、昨今の舗装点検要領などで要請される広汎な道路に対する道路維持管理を行うには、予算が不足するという問題があった。
舗装の穴(ポットホール)や、亀甲状ひび割れが進行した箇所については、アスファルト乳剤の常温塗布などの工法を用いれば、局部的な補修が可能となり、工事費を安価に抑えることができる。しかし、これらの大きな損傷が起きた後で個別に対処するのでは、舗装全体の寿命を伸ばすことは難しく、また、個別の補修を実施するまでの間に転倒等の交通事故が発生する危険もあるという問題があった。
舗装の局部損傷を、舗装全体の寿命が大幅に劣化するほどの損傷となる以前の段階、かつ、転倒等の交通事故の要因になる以前の段階で発見することができれば、安価な工法で部分的な補修が可能になる。
本発明は以上の課題を鑑みたものであり、本発明は、道路を撮影した画像から道路の損傷レベルを判定することで、安価な費用で舗装全体の寿命を延ばすことを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一態様は、道路損傷判定装置であって、道路を撮影した道路画像を複数の部分画像に分割する分割部と、各部分画像の道路の損傷レベルを、学習済みモデルを用いて判定する判定部と、を有し、前記損傷レベルは、ひび割れの交点を示す結節点の数に基づいて設定され、前記学習済みモデルは、損傷レベルと、当該損傷レベルに設定された範囲の結節点の数を有する画像とを含む教師データを用いて学習される。
【発明の効果】
本発明によれば、道路を撮影した画像から道路の損傷レベルを判定することで、安価な費用で舗装全体の寿命を延ばすことができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】道路損傷判定装置の構成を示す構成図である。
【図2】道路損傷判定装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】処理対象となる画像を示す図である。
【図4】処理対象となる画像に補助線を示した図である。
【図5】画質調整前の画像の例を示す図である。
【図6】画質調整前の別の画像の例を示す図である。
【図7】ひび割れ検出処理の結果を示す図である。
【図8】画素領域の融合のようすを示す図である。
【図9】ひび割れに関する枠描画処理の結果の画像を示す図である。
【図10】局部損傷の検出処理の結果を示す図である。
【図11】局部損傷に関する枠描画処理の結果の画像を示す図である。
【図12】地図上の道路にひび割れ率に応じた線を設定した画面の例である。
【図13】変形例の道路損傷判定装置の構成を示す構成図である。
【図14】変形例の道路損傷判定装置の動作を示すフローチャートである。
【図15】前方を撮影した画像を示す図である。
【図16】前方を撮影した画像の部分画像を示す図である。
100 :道路損傷判定装置
111 :静止画取得部
112 :画像前処理部
113 :検出部
114 :結果選別部
115 :検出枠融合部
116 :集計部
117 :枠描画部
118 :表示部
151 :分割部
152 :画質調整部
153 :判定部
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